プログラム名 | 屋根伏図 | Ver. | Ver.3 | ID | Q230310 | 更新日 | 2016/09/02 |
Q:屋根との取り合いで妻壁が出ないときの対処方法を教えてください。
A:段違い屋根となるように屋根を個別に入力した場合、屋根を躯体面となるように変形します。次に「屋根線個別変更」で壁の出ない箇所を「妻壁取合い」に変更し、「選択された屋根に妻壁を配置する」をONにして実行します。
屋根を変形する
同じ階に、2つの屋根を個別に入力して段違い屋根を表現した場合、自動では妻壁が作成されません。
妻壁を発生させる屋根線の位置は、躯体面である必要があります。この位置の屋根線が躯体面となるように、汎用コマンドの「変形」メニューの「領域+・-」などを使用して低いほうの屋根を変形します。
メモ
- 上図のように屋根を躯体面に合わせるには、バック図面に平面図を表示し、「ピック対象(バックレイヤ)」「ピック(交点)」をONにします。領域を変形するときにバック図面の平面図の躯体をピックできるようになります。
屋根線属性を設定する
- 「編集」メニューから「屋根線属性設定」の「屋根線個別変更」を選びます。
- 屋根線を設定する屋根をクリックします。
- 「屋根線個別変更」ダイアログの「屋根情報一覧」で屋根線を選び、「線属性」で属性をクリックします。
ここでは、「002:妻壁取合い」「003:妻壁取合い」「004:妻壁取合い」になっていることを確認します。
※ 屋根線は番号(001:~)で表示され、CAD画面の屋根線にその番号が表示されます。現在ダイアログで選択している屋根線には、CAD画面で矢印が表示されます。 - 「選択された屋根に妻壁を配置する」がONであることを確認して、「OK」をクリックします。
メモ
- 妻壁は、低い屋根と高い屋根の間に表現されます。妻壁が配置されていても、妻壁上端の位置に屋根領域が見つからないときは表現されません。