プログラム名 屋根伏図 Ver. Ver.3 ID Q230405 更新日 2016/08/24

Q:パースや立面で破風や鼻隠しが表示されないときの対処方法を教えてください。

A:屋根の各辺の屋根線属性(軒先、けらば、棟木、妻壁取り合いなど)が正しくないと、けらばや軒先の厚みが表現されません。「編集」メニューの「屋根線属性設定」の「屋根線属性設定」「屋根線個別変更」で屋根線属性を設定します。

屋根線属性を自動設定する方法

屋根の配置状態から、屋根線を自動設定したいときの方法です。
ただし、屋根の形状や取り合いによっては目的の屋根線属性にならないときもあります。この場合は、「編集」メニューの「屋根線属性設定」の「屋根線個別変更」で個別に設定してください。

  1. 「編集」メニューから「屋根線属性設定」の「屋根線属性設定」を選びます。
  2. 屋根線を設定する屋根をクリックします。
  3. ダイアログの「OK」をクリックします。

    軒線からの逃げ屋根線に「下屋取合い」を自動設定するための検索距離を入力します。
    設定した距離に直上階の軒線がある(含まれる)と、その屋根線の属性は「下屋取合い」になります。
    選択された屋根に妻壁を配置する妻壁が配置されている、妻壁の素材を変更している場合は、OFFにしてください。ONだと、妻壁を再配置してしまいます。

メモ

  • 妻壁が配置されている、妻壁の素材を変更している場合、「選択された屋根に妻壁を配置する」をOFFにしてください。ONだと、妻壁を再配置してしまいます。

屋根線を個別に設定する方法

屋根線1つ1つ属性を確認したい場合、または「編集」メニューの「屋根線属性設定」の「屋根線属性設定」で正常に屋根線が自動設定されない場合に、個別に屋根線を設定するときの方法です。

  1. 「編集」メニューから「屋根線属性設定」の「屋根線個別変更」を選びます。
  2. 屋根線を設定する屋根をクリックします。
  3. 「屋根線個別変更」ダイアログの「屋根情報一覧」で、変更する屋根線を選び、「線属性」で属性をクリックします。
    屋根線は番号(001:~)で表示され、CAD画面の屋根線にその番号が表示されます。
    現在ダイアログで選択している屋根線には、CAD画面で矢印が表示されます。
  4. 変更が完了したら、「OK」をクリックします。

メモ

  • 「妻壁取合い」の位置に妻壁を自動配置したいときは、「選択された屋根に妻壁を配置する」をONにします。