プログラム名 外皮性能計算 Ver. Ver.8 ID Q560390 更新日 2022/06/15

Q:外断熱+内断熱の付加断熱の熱的境界仕様を登録できるか教えてください。

A:令和4年4月以降は、従来の面積比率が利用できなくなりました。(旧)付加断熱工法を設定すると、下記のメッセージが表示されます。
「令和4年4月以降は使用できない計算が存在します。」

付加断熱仕様を登録する方法(付加断熱部分の熱橋面積比を考慮しない)

  1. 「設定」をクリックします。
  2. 「専用初期設定:仕様」で登録するセルをダブルクリックします。
  3. 「仕様設定(外壁)」ダイアログの「仕様名称」を設定します。
    例:大壁(木造付加断熱) HGW16K(厚105)+フェノールフォーム1種(厚20)
    「断熱材の施工法」で「木造軸組構法:柱・間柱間断熱」に変更します。
  4. 下図のように、外壁仕様の登録を行います。付加断熱部分の「フェノールフォーム」は、熱橋部・断熱部共にONにします。

メモ

  • ARCHITREND ZERO Ver8.1以降を新規インストールした環境では、初期設定で「専用初期設定:仕様」にNo10「大壁(木造付加断熱) HGW16K(厚105)+フェノールフォーム1種(厚20) 」が登録されています。
  • (旧)付加断熱工法の例:木造軸組工法:柱・間柱間断熱+付加断熱(横下地)
  • 外壁仕様登録などで、下図のような従来の(旧)付加断熱工法の仕様を利用すると、赤字で「令和4年4月以降は使用できない計算が存在します。」と表示されます。