プログラム名 | 外皮性能計算 | Ver. | Ver.9 | ID | Q564085 | 更新日 | 2022/10/12 |
Q:自動配置条件設定の「かんたん設定」と「詳細設定」のどちらを使って自動配置をおこなうとよいですか?
A:大壁と真壁の仕様で計算する場合や、3Dカタログ仕様以外の建具で方位別にガラス仕様を設定する場合、床断熱工法で玄関と浴室の基礎断熱仕様が違う場合は、「詳細設定」を選んで自動配置を行ってください。
大壁と真壁の仕様で計算する場合
「かんたん設定」の場合は、「自動配置条件設定」ダイアログの「壁」で設定した仕様で全ての壁に配置します。
「詳細設定」の場合は、「専用初期設定:壁・階間・構造熱橋」の「■壁仕様」を参照して配置するため、大壁と真壁で仕様を分けて配置できます。
※ 大壁と真壁の判断は、平面図で入力した部屋属性の「壁タイプ」が反映されます。
3Dカタログ仕様以外の建具でガラス仕様を方位別に設定する場合
「かんたん設定」の場合は、「ZERO建具仕様設定」から表示されるダイアログの「■ガラス仕様」で1つだけ設定できます。
「詳細設定」の場合は、「ZERO建具仕様設定」から「専用初期設定:建具-建具設定」の「方位別に設定する」をONにでき、「ガラス仕様」で方位別の仕様を参照して配置できます。
※ 3Dカタログ仕様の建具の場合は、建具ごとにガラス仕様の情報を持っています。建具属性で「ガラス種類」から確認できます。
床断熱工法で玄関と浴室の基礎が違う場合
「かんたん設定」の場合は、外気側・床下側でそれぞれ1つ仕様を設定できます。自動配置後は、玄関や浴室といった部屋ごとでなく外気側か床下側かを判断して仕様を配置します。
「詳細設定」の場合は、「専用初期設定:床・基礎」の「■基礎仕様」を参照して配置するため、玄関・浴室・その他で仕様を分けて配置できます。
※ 玄関や浴室の判断は、平面図で入力した部屋属性の「部屋タイプ」が反映されます。