作成方法(最近隣法、平均法、逆距離加重法)について

最近隣法

格子点からもっとも近い点群の標高値からメッシュを作成します。

格子点と採用した点群が十分近ければ、正しい標高値を計算できます。

3つの方法の中で最も処理時間が短いです。

平均法

格子点の周囲一定範囲内にある点群の標高値の平均からメッシュを作成します。

格子点から十分近い位置に点群がなくても、周囲の複数の点群からおおよその標高値を推定できます。

逆距離加重法

重み付き平均法とも呼ばれます。

格子点の周囲一定範囲内にある点群の標高値を用いるのは平均法と同じですが、格子点から各座標点までの距離に応じた重みを付けて平均する点が異なります。

格子点から近い点群ほど格子点位置の本来の標高値に近い座標値をもつと仮定すると、平均法より正しい標高値を推定することができます。

他の方法(最近隣接法、平均法)に比べると、処理時間が長いです。