コマンドコレクション
入力されているオブジェクトを選択したときにコマンドサポートウィンドウに表示されるコマンドコレクションについて紹介します。
編集機能についてM030600_cmc_sec01
オブジェクトを選択すると、コマンドコレクションにはオブジェクトに関連する編集機能が表示されます。
コマンドコレクションを使用することで、リボンのタブを切り替えることなく、コマンドを実行することができます。
メモ
- コマンドコレクションに表示される編集機能は、右クリックして表示されるポップアップメニューからも使用できます。
部材の追従について設定するM030600_cmc_sec02
通り芯、基準芯、スペース、壁、壁(パラペット)、柱、梁を選択すると、コマンドコレクションに「平面編集を有効にする」が表示されます。また、屋根、スペース、階段、スロープ、スラブ、キャンティスラブ、笠木、水切、下端見切を選択すると、コマンドコレクションに「高さ編集を有効にする」が表示されます。
これらのオブジェクトを移動、伸縮したり、高さを変更する際、編集に合わせて付随するオブジェクト(柱、壁、仕上、建具など)も追従させるかどうかを設定することができます。
詳しくは、「部材追従」を参照してください。
寸法編集時の基準を変更するM030600_cmc_sec03
壁、梁、建具、サスペンドガラスなどのオブジェクトを選択すると、寸法線(補助寸法)が表示されます。この寸法線の基準を壁芯、壁面にするかを切り替えることができます。
寸法線を壁芯から出したいときは「壁芯」をON、壁面から出したいときは「壁面」をONにします。
補助寸法の切り替えが可能なオブジェクト |
壁、壁(パラペット)、壁開口、梁、連続基礎、建具、サスペンドガラス、カーテンウォール、パーティション、階段、スロープ、エレベータ、エスカレータ、動く歩道、腰壁手摺、壁付手摺 |
メモ
- 梁、連続基礎の場合は、梁芯、梁面が基準となります。
- 基準となる壁(梁)がない場合は、通り芯、基準芯が基準となります。
- 次のように壁の延長線上に柱がある場合、柱面からの寸法としたいときは、「柱面を対象にする」をONにします。OFFのときは壁芯、壁面が対象となります。
寸法編集時の端点の扱いを変更するM030600_cmc_sec04
壁、梁、サスペンドガラスなどのオブジェクトを選択すると、寸法線(補助寸法)が表示されます。この寸法線の変更に合わせて、オブジェクトを移動するのか、伸縮するのかを切り替えることができます。
寸法線の編集では、オブジェクトの移動として扱いたいときは「端点編集」の「平行移動」をON、伸縮として扱いたいときは「伸縮」をONにします。
端点編集の切り替えが可能なオブジェクト |
壁、壁(パラペット)、梁、連続基礎、サスペンドガラス、カーテンウォール、パーティション、腰壁手摺、壁付手摺 |