仕上巻込
「壁端部」
「スラブ端部」で変形した壁、スラブの小口に仕上を巻き込む場合や、
「外枠形状断面設計」で作成した枠部分に仕上を巻き込む場合に使用します。
入力した部分は、付近の各仕上(内外壁、床仕上)のColor3Dを参照して3Dビューで描画されます。

壁小口に仕上を巻き込ませるM640410_smk_sec01
仕上を巻き込む部分は、「壁端部」の
「形状作成」から入力します。
「仕上巻込」をクリックします。
- 仕上を巻き込むラインを入力して、最後にEnterキーを押します。
- 続けて、もう一方の壁の「内」側に取り付く仕上を巻き込むラインを入力します。
メモ
- 円弧状の仕上巻き込みラインを入力することはできないため、円弧状に仕上を廻すことはできません。
- 次のように、1本の仕上巻き込みラインで小口形状全体を廻すような入力はできません。
壁の「外」側に取り付く仕上巻き込みラインと、「内」側に取り付く仕上巻き込みラインは分けて入力する必要があります。

スラブ小口に仕上を巻き込ませるM640410_smk_sec02
仕上を巻き込む部分は、「スラブ端部」の
「形状作成」から入力します。
壁端部の場合は、「外」「内」側に取り付く壁仕上があるため別々に入力が必要ですが、スラブの場合は床仕上のみのため、1本の仕上巻き込みラインを入力します。
「仕上巻込」をクリックします。
- 仕上を巻き込むラインを入力して、最後にEnterキーを押します。
メモ
- 次のように、1本の仕上巻き込みラインで小口形状全体を廻すような入力はできません。途中までの巻き込みラインを入力して、ハンドル編集で伸縮することは可能です。

建具枠に仕上を巻き込ませるM640410_smk_sec03
次図のように建具枠部分に仕上を巻き込ませるには、「建具編集」
「建具見付編集」の
「外枠形状断面設計」から仕上の巻き込みラインを入力します。
「仕上巻込」をクリックします。
- 仕上を巻き込むラインを指定して、最後にEnterキーを押します。
なお、クリップ線と仕上線の交点を始点とします。 - 次に、2D要素を使用して、内側の仕上ラインを入力します。