プログラム名 | 建具・カーテンウォール・パーティション | Ver. | 2021 | ID | G234350 | 更新日 | 2020/12/11 |
Q:建具符号自動割付における割り付けられる番号のルールは?
A:次のルールとなっています。
・種別/骨材質ごとに、建具幅の小さい順、建具幅が同じ場合は建具高が低い順に割り付けます。
・全階を通して割り付けます。3階 → 2階 → R階 → 1階のような順番になる場合もあります。
記号の割り付けルール
建具のプロパティの「種別」「骨材質」から「記号」を決めます。「種別」が異なっても、「符号自動割付」で同じ記号が設定されていれば、同じ記号となります。
連窓のような複合建具の場合も、プロパティの「種別」「骨材質」から記号を割り付けます。
例)
・種別:ガラス窓 骨材質:アルミニウムの場合 → 「AW」
・種別:フラッシュ窓 骨材質:アルミニウムの場合 → 「AW」
番号の割り付けルール
- 次の「種別」の順に、種別ごとに建具幅・建具高をもとに番号を割り付けていきます。
ガラス窓 → フラッシュ窓 → ガラス戸 → フラッシュ戸 → ガラスドア → フラッシュドア → ガラリ → シャッター → 出窓 - 同じ種別の場合、建具幅の小さい順に番号が付きます。
建具幅が同じ場合、建具高の低い順に同じ番号が付きます。 - 種別、建具幅、建具高が同じ場合、全ての階に同じ番号が付きます。
「建具表登録設定」で「符号自動割付に取付高を考慮」をONにして符号を割り付けた場合、建具幅・建具高は同じでも取付高が異なった建具は別番号となります。
- 建具幅・建具高は同じでも、
「符号自動割付」の「属性判定」によって別番号となります。
例えば、外枠の断面形状が異なる場合、「符号自動割付」の「外枠形状判定」がONだと別番号となります。また、外枠の断面形状が同じでも、
「外枠形状断面設計」の
「有効開口線」で有効開口位置を変更している場合、「外枠形状判定」がONだと別番号となります。
建具表に登録後、建具を追加した場合
建具表に登録された建具と全く同じパラメーターの建具を追加した場合、「符号自動割付」でも同じ符号は割り付けられず、空き番号が割り付けられます。
空き番号は最小の番号ではなく、登録済みの一番大きい番号の次の番号からとなります。「1」「3」「4」が登録済みの場合、「5」からとなります。
メモ
- 順番に整理したい場合、追加した建具を建具表に登録してから、「建具表」タブにて
「番号整理」で「建具番号整理」をONにして実行してください。「1」から割り付けなおされます。
建具を反転複写した場合
「鏡像」で建具を反転複写した場合、同一符号となる建具種別と別符号となる建具種別があります。
割り付く符号 | 建具種別 |
同一符号となる | Fix、引き違い、引き分け戸、袖付き引き分け戸、ハンガー引き分け戸、袖付きハンガー引き分け戸、両引き込み戸、両開き、両自由、両折れ戸、上げ下げ、横すべり、倒し、突出し、横回転、ジャロジ、ガラリ、シャッター、開口 |
連窓のような複合建具で、次の条件となる建具 ・「引き違い」など、同符号となる区画種別1つのみで構成される建具 ![]() |
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別符号となる | 片引き戸、袖付き片引き戸、ハンガー片引き戸、袖付きハンガー片引き戸、片引き込み戸、片開き、スライドオープンドア、中折れドア、親子、自由、常時開放ドア、縦回転、折れ戸、縦すべり、伸縮戸 |
建具編集で見付領域を編集した異形建具 | |
連窓のような複合建具で、次の条件となる建具 ・同符号となる区画種別「Fix」+「引き違い」など異なる複数の区画で構成される建具 ![]() ・「片開き」など別符号となる区画種別がある建具 ![]() |
メモ
「複写」で複写しただけの建具の場合は、同じ符号となります。