シリーズ設定-グリッド・壁厚

CAD画面のグリッド、プランで使用する柱サイズ、壁厚を設定します。

なお、データが入力されている場合、「柱情報」「部屋線からの壁厚」を変更できません。データを入力する前に設定してください。

グリッドの間隔を変更するには

CAD画面に表示されるグリッドについて設定します。

間隔 グリッドの間隔を設定します。
リストから値を選択、または、任意の値を設定することもできます。
分割数 グリッドの分割数の初期値を「N」~「10」より設定します。
グリッドを表示する CAD画面のグリッドの表示・非表示を切り替えます。

メモ

  • グリッド色は、「共通設定-平面表示」の「グリッド」で設定します。
  • グリッドの交点やグリッド間隔の分割によってできるポイントを、グリッドポイントといいます。
    CAD画面で入力位置をクリックするとき、グリッドピックモードにすると、このグリッドポイントをピックする(つかむ)ことができます。
  • 部屋、ユニット、部品、簡易部品(樹木)などをパース画面にドラッグして配置する際、パース画面にもグリッドが表示されます。このグリッド間隔も、「間隔」で設定した値が有効です。

柱サイズ・壁厚を変更するには

柱情報

柱幅は、「内部」の「柱」で入力する内部柱・通し柱の初期値になります。また、「一括自動」で配置される真壁柱のサイズにもなります。

部屋線からの壁厚

外部 建物外側の壁(外壁)の厚みを設定します。
内部 建物内側の大壁の厚みを設定します。
  • 内壁(大壁・真壁)は、部屋を入力すると配置されます。
  • 大壁・真壁は、部屋のプロパティによって決まります。
  • 真壁 = 柱幅/2-廻縁の出
    廻縁の出は、「処理」メニューの「ツール」にある「部材初期値編集」で設定します(初期値は15㎜)。
外部袖壁 建物の外側に入力する袖壁の厚みです(設定不可)。「外部」(建物外側の壁)の2倍の厚さになります。
  • 外部袖壁の壁厚は、「外壁+外壁」になります。
  • 外部開口の壁厚は、入力位置にある部屋のプロパティによって「外壁+大壁」または「外壁+真壁」が決まります。
内部袖壁 建物の内側に入力する袖壁の厚みです(設定不可)。「内部」(建物内側の壁)の2倍の厚さになります。
  • 内部袖壁の壁厚は、部屋のプロパティ(大壁・真壁)によって決まります。
  • 内部開口の壁厚は、指定した2つの部屋の属性(大壁・真壁)によって決まります。
  • 内部袖壁・内部開口・外部開口の余長は、建具の逃げと同様になります。外部袖壁の余長は、壁厚/2です。

メモ

  • データの入力後、「読み込み」でシリーズの内容を読み込んでも、これらの値は読み込まれません。