メーカー断熱材(ghz)取り込み
「材料選択」ダイアログの「メーカー断熱材」でダウンロードしたファイル(*.ghz)を使用して、ATZERO仕様のメーカー断熱材をインポートする手順を解説します。
※ ATZERO仕様のメーカー断熱材データファイル(*.ghz)のダウンロード提供は、’18年3月で終了しています。
最新のメーカー製断熱仕様は「仕様」メニューの「断熱仕様登録」で3Dカタログ.comからダウンロードして使用できます。
メーカーの断熱材をインポートするA560115_sdl_sec01
この操作の前に、ダウンロードしたメーカーの断熱材ファイル(*.ghz)を用意し、お使いのコンピューターにコピーしてください。
- 「ツール」メニューから「メーカー断熱材(ghz)取り込み」を選びます。
- 「材料選択」ダイアログで「メーカー断熱材」をクリックします。
- 「ghz読み込み」ダイアログでダウンロードしたファイル(*.ghz)を指定します。
- 確認画面で「OK」をクリックします。
- 「OK」をクリックして、ダイアログを閉じます。
メモ
- インポートした断熱材は、「専用初期設定:仕様」「専用初期設定:仕様(基礎)」にて各熱的境界の仕様にセットします。
メーカーの断熱材のJIS番号や登録証などを確認・印刷するにはA560115_sdl_sec02
各メーカーの断熱材のJIS番号、登録証(PDF)などを確認・印刷するには、一覧で材料を選んで「JIS番号等」をクリックします。
メモ
- JIS番号等は、外皮性能図の「仕様表」メニューの「仕様表(壁床等)」「仕様表(基礎)」から開く「仕様表」ダイアログの「仕様詳細」からも確認・印刷することができます。
メーカーの断熱材についてA560115_sdl_sec03
断熱材のタイプ
メーカーの断熱材には、次の2つのタイプがあります。
- 熱伝導率(固定)が取り込まれ、厚さは任意に設定して熱抵抗値を求めるタイプ
このダイアログでは「厚」を変更できません。「専用初期設定:仕様」「専用初期設定:仕様(基礎)」で仕様を設定するときに「d」(厚さ)を変更できます。 - 熱伝導率の表記がないタイプ(厚さ・熱抵抗値ともに固定)
このタイプは、厚さ、熱抵抗値も固定になります。
インポートした断熱材データについて
ZEROにインポートしたメーカーの断熱材は、ZEROの「省エネ」マスタ(\FcApp\ATZERO\ATZEROMaster\省エネ)の「メーカー断熱材」フォルダに保存されます。
他のコンピューターとfcbzファイルで物件データのやり取りを行うときは、そのコンピューターでも同じメーカーの断熱材(*.ghz)をインポートする必要があります。または、物件データをマスタ(共通マスタの省エネ)付きでfcbzファイルをエクスポートしてください。
メモ
- インポートしたメーカーの断熱材はマスタフォルダに保存されるため、「専用初期設定」の「専用マスタ読込」を実行してもメーカーの断熱材は破棄されません。