日除けの計算方法について

想定日除け

日除けに勾配がある場合には、想定日除けが水平かつ窓幅全域に設置されているものとして計算します。
 

想定日除けの位置

専用初期設定:建具-建具設定」の「簡略法等」がONのとき、当該建具の上部に2か所以上の想定日除けがある場合は、屋根A、屋根Bのそれぞれで距離と張り出し寸法を比較して低い方(距離の短い方)を採用します。そして、同じ日除けを参照するため冷房期と暖房期の垂直距離と張り出し寸法は同じ情報になります。
ただし、建具の上部を全て覆っていない(接続する屋根がない)場合は、日除けの対象外となります。

● 庇下端から窓上端までの垂直距離が違う場合・・・垂直距離の短い方の日除けを採用します。

● 庇下端から窓上端までの垂直距離が同じ場合・・・張り出し寸法が短い方の日除けを採用します。

メモ

  • 専用初期設定:建具-建具設定」の「軒先位置」の設定によって、庇の垂直距離、張り出し寸法が変わります。
  • Archi Masterもしくは3Dカタログで入力した庇、バルコニーの部品は、日除け計算で考慮されません。
  • 建具の大きさや取付けの高さを変更した場合は、「日除けの再取得」をクリックします。
  • 「詳細法(f1、f2を求めるための数表を用いる方法)」は、令和4年4月以降使用できません。