線間計測/点間計測/多点(面積)計測/要素情報/汎用図面区画/要素属性変更/汎用面積表/メモ
「情報」メニューのコマンドでは、2線間・2点間の距離、面積の計測、要素のレイヤ・線種・ペンNoの変更、専用コマンドでは作成できない領域の面積表の作成を行うことができます。
2線間の距離を測るA130100_kes_sec01
「情報」メニューの「線間計測」を使用します。
2線を指定した後、「線間計測」ダイアログの「寸法線登録」をクリックすると、寸法線を表示します。
指定した2線が並行でないときは、「線間計測」ダイアログに2線が交わる角度が表示されます。
※ 1 点目から下した垂線が、次に指定した線と交わる位置までの距離を計測します。
ただし、次に指定した線に垂直に交わらない場合、計測できません。
メモ
- 線分の他に、点、円、円弧のデータも対象になります。
- 指定した2線間の距離の計測時に勾配を考慮するときは、「勾配」をONにします。
- 部屋や柱壁などを入力中に距離を計測したいときは、ポップアップメニューの「[割込]線間計測」を使用します。
- 計測した距離を入力するときは「寸法線登録」をクリック、またはポップアップメニューの「OK」をクリックします。入力しないときは、ポップアップメニューの「キャンセル」をクリックします。
- 寸法線の文字高など属性は、「物件初期設定:CAD関連-寸法・引出線」の【寸法線】で設定します。
- 指定した丸め方法で寸法値を表示するには、「線間計測」ダイアログの「寸法値」をONにします。丸めは、「物件初期設定:CAD関連-単位」の【寸法表記】にある「丸め」で設定します。
「寸法値」がOFFのときは、「物件初期設定:CAD関連-単位」の【入力補助】の設定で表示されます。
2点間の距離を測るにはA130100_kes_sec02
「情報」メニューの「点間計測」を使用します。
メモ
- 部屋や柱壁などを入力中に距離を計測したいときは、ポップアップメニューの「[割込]点間計測」を使用します。
周長・面積を測るA130100_kes_sec03
部屋の内法面積や立面図、展開図の壁面積、仕上の長さなどを求めたいときは、「情報」メニューの「多点(面積)計測」を使用します。
要素の情報を確認するA130100_kes_sec04
線分の属性(レイヤ、線種、ペンNo)や情報(距離、角度など)、文字の属性(レイヤ、ペンNo)や要素情報(文字高、フォント)を確認したいときは、「情報」メニューの「要素情報」を使用します。
要素のレイヤ・線種・ペンNoを変更するA130100_kes_sec05
線分の線種やペンNo(色)を変更したいときは、「情報」メニューの「要素属性変更」を使用します。
メモ
- 寸法線と寸法値のように複数の要素が含まれている場合、次のように「要素」と「寸法文字」ごとにペン番号を設定できます。
汎用面積区画を入力するA130100_kes_sec06
専用コマンドで面積表を作成できない領域がある場合、汎用の区画を入力して面積表を作成したいときは、「情報」メニューの「汎用面積区画」を使用します。
区画を入力する
面積表を作成するには
「汎用面積区画」ダイアログの「面積表作成」をクリックして、区画を選択します。
メモ
- 「汎用面積表」コマンドが表示されていな場合は、「汎用コマンドの表示について」を参照してください。
- 符号は、文字列を参照して自動的にカウントアップします。
(詳しくは「符号のカウントアップについて」を参照)
メモを入力するA130100_kes_sec07
メモ、業者、単価、変更日、URL(インターネットアドレス)など、CAD画面にメモを入力したいときは、「情報」メニューの「メモ」を使用します。
メモ
- 「メモ」コマンドが表示されていな場合は、「汎用コマンドの表示について」を参照してください。
- メモは、不出力データのため印刷されません。