詳細再描画/図枠項目再描画/図枠項目再描画(複数図面)/図枠ページ一括更新/原点・作図範囲取込
元図面や物件名などに変更があったとき、図面と図枠項目の情報を更新します。
図面の詳細を再描画するA170450_sbs_sec01
元図を編集しても、図面印刷の図面にリアルタイムに反映されません。「再描画」メニューから「詳細再描画」を選ぶと、配置されている図面を最新の状態(作図原点、作図範囲、縮尺以外)に更新します。
メモ
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更新されるのは、作図範囲内だけとなります。
作図範囲外のデータも表示させるには、「編集」メニューの「作図範囲変更」で作図範囲を変更する必要があります。 - 図面印刷の図面を開いた時点で、自動的に「詳細再描画」が実行され、配置されている図面が更新されます。
- このコマンドを実行すると、図面の属性変更ダイアログの「詳細表示」チェックのON・OFFに関わらず、最新の詳細図面を表示して印刷イメージを確認できます。
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図面印刷では、別ウィンドウで入力編集中の図面はリアルタイムで更新されません(ネットワーク上で共有している物件の場合も同様)。
このコマンドを実行することにより、最新状態の図面(ネットワーク上では最新保存状態)を確認できます。なお、画面上の図面データはリアルタイムで更新されませんが、印刷時は常に最新状態(ネットワーク上では最新保存状態)で出力されます。
図枠項目を再描画するA170450_sbs_sec02
図枠項目を配置した後に、物件名や面積などの物件情報、使用者名や会社名など情報を変更した場合、自動的に更新されません。配置されている図枠項目を最新の内容に更新します。
- 「再描画」メニューから「図枠項目再描画」を選びます。
- 更新する図枠項目を選びます(選択方法:要素範囲)。
選択した図枠のみが更新されます。
メモ
- 図面印刷の図面を開いても、自動的に物件名、ページNoなど図枠項目は更新されません。
複数図面の図枠項目を一括で再描画するA170450_sbs_sec05
図枠項目を配置した後に、物件名や面積などの物件情報、使用者名や会社名など情報を変更した場合、自動的に更新されません。複数の図面に配置されている図枠項目を最新の内容に更新する場合は、「再描画」メニューから「図枠項目再描画(複数図面)」を使用します。
- 「再描画」メニューから「図枠項目再描画(複数図面)」を選びます。
- 図面選択画面で再描画の対象図面を選び、「OK」をクリックします。
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選択した図面に入力されている図枠項目と会社ロゴがリストアップされ、再描画が必要な項目には「内容が更新されています」と表示されます。再描画する図枠項目を選択して、「OK」をクリックします。
メモ
- 図枠項目「フリー」は更新の対象外です。
図枠のページを一括更新するA170450_sbs_sec03
図枠項目「ページ」を配置している場合、次のとき、図枠のページの更新が必要です。これらの場合、配置済みの図枠項目のページNoは自動的に更新されません。開いていない図面を含む全図面のページNoを一括して更新します。なお、開いていない図面は、ページNoを元に戻すことはできません。
- 「図面選択」ダイアログの「図面順序」で図面順序を入れ替えた場合
- 「目次」で図面のページを変更した場合
- 「再描画」メニューから「図枠ページ一括更新」を選びます。
- 確認画面で「はい」をクリックして、ページNoを更新します。
「いいえ」の場合はページNoを更新しません。
メモ
- 開いている図面のページNoは、「再描画」メニューの「図枠項目再描画」または「図枠項目再描画(複数図面)」でも更新できます。
- 図面の順序は、「処理選択」ダイアログから「図面印刷」を選び、「図面選択」ダイアログの「図面順序」で入れ替えます。
元図面の作図範囲と原点を取り込むA170450_sbs_sec04
元図のほうで作図範囲または作図原点を変更したため、これを図面印刷の図面に取り込みたい。または「編集」メニューの「作図範囲変更」「配置原点変更」で変更したため、初期値に戻したい場合には、「再描画」メニューから「原点・作図範囲取込」を選びます。
図面自体の更新はありません。
次図のように元図の作図範囲を取り直して作図範囲を取り込むことで、作図範囲外にあったデータが表示されます。
メモ
- 「原点・作図範囲取込」でも元図の作図範囲・作図原点を取り込むことができますが、例えば、図面印刷にて「編集」メニューの「配置原点変更」で配置原点を変更している場合に、元図の作図原点に変更されてしまいます。
作図範囲は取り込みたいが、作図原点は取り込みたくない場合は、図面の属性変更ダイアログの「情報取込」から取り込みます。