下地材マスタ

下地材マスタでは、下地材の断面寸法(幅、せい)、樹種、等級、割付方法などを設定します。

下地材配置で自動配置する部材の寸法型式や積算情報などの多くは下地材マスタから連動するため、下地材を配置する前に下地材マスタを登録・編集しておきます。

メモ

下地材をマスタに登録する

下地材マスタは、9種類のタイプをマスタとして登録できます。

なお、下地材マスタを保存するフォルダは、「物件初期設定:マスタ環境-積算マスタフォルダ」の「造作下地」で設定します。

  1. 「処理選択」ダイアログの「マスタ専用」タブをクリックして「木造軸組構造」を選びます。
  2. 「下地材」をクリックします。
  3. 「タイプ名称」で、使用するマスタタイプを選びます。
  4. 部位をダブルクリックします。または、部位を選んで「編集」をクリックします。
  5. 「下地材マスタ編集」ダイアログで、幅、せい、樹種、等級、割付方法などを設定して「OK」をクリックします。
  6. 幅、せい 幅、せいはリストから選択するほか、直接数値入力も可能です。
    なお、リストに表示される幅せいは「幅せいリスト」で設定できます。
    樹種、等級 「材種マスタ」で登録されている樹種、等級を選びます。
    割付、基準長さ 割付方法を「一本割」「定尺割1」「定尺割2」「総割」から選びます。また、「材種マスタ」で登録されている基準長さを選びます。
    (詳しくは、「割付方法について」を参照)
    単価タイプ 使用する下地材単価マスタの単価タイプを選びます。
  7. 「上書」をクリックして、マスタに保存します。
  8. 「OK」をクリックして、造作材マスタを終了します。
  9. 物件初期設定:マスタ環境-積算マスタフォルダ」の「造作下地マスタタイプ(下地材)」で、使用するマスタタイプを設定します。

メモ

  • ダイアログ上部のボタンで、マスタの名称変更や複写を行うことができます。
  • タイプ名称入力 マスタの名称を変更します。
    タイプ別複写 現在開いているマスタに、別のタイプのマスタを複写します。
    をクリックし、複写元のマスタを選んで「OK」をクリックすると、複写元の内容が現在のマスタに上書き複写されます。
    部材別複写 他の部材の設定内容を複写します。
    変更する部材を選んでをクリックし、複写元の部位を選んで「OK」をクリックすると、部位名以外の設定内容すべてが複写されます。このとき、「タイプ名称」を切り替えると、他のマスタタイプからも部材の設定内容を複写できます。
  • 樹種、等級、基準長さなどは、「材種マスタ」で設定します。
    (詳しくは、「樹種、等級などを設定するには」を参照)
  • 部材の規格寸法は、「幅せいリスト」で設定します。
    (詳しくは、「部材の規格寸法を登録するには」を参照)