専用初期設定:換気設備
地域周波数や換気設備の情報、換気方式などの初期値を設定します。
「壁付」「天井付」のタブを切り替えて、それぞれの換気設備について設定します。
地域周波数を設定するにはA530110_skn_sec01
地域の周波数を「50Hz」「60Hz」から選びます。
換気設備の有効換気量は、周波数ごとに設定します。また、ここで選んだ周波数が、「換気」メニューの「換気設備(壁付)」「換気設備(天井付集中)」「換気設備(天井付個別)」を入力する際の初期値になります。
換気設備を登録するにはA530110_skn_sec02
壁付、天井付ともに50種類まで換気設備情報を登録できます。
用途 | 設備の用途を「一般」「トイレ」「浴室」「洗面」「キッチン」から選びます。 ※「天井付」タブでは「隠蔽」も選択できます。「隠蔽」の場合、換気扇自体は給気・排気しません。換気扇に接続された通気口からのみ給気・排気します。 |
名称 | 換気設備の名称を設定します。全角で20文字(半角で40文字)まで入力できます。 |
換気種別 | 設備の換気種別を「給排気」「給気」「排気」から選びます。 |
有効換気量 | 換気設備の1時間当たりの換気量を3タイプまで設定します。 なお、タイプの名称(水色の部分:初期値(1)(2)(3))は変更可能です。 |
メモ
- 「有効換気量」のセルの背景色には、次のような違いがあります。
黄色 | メーカーのデータベースから取り込んだ情報であることを示しています。 |
灰色 | 既に取り込まれている機種において、データベースで削除フラグがセットされた機種であることを示しています。 |
白色 | 専用初期設定で手入力された情報(ユーザー登録)であることを示しています。 なお、取り込んだメーカーのデータベースの情報を変更した場合も、黄色から白色に変更されます。 |
換気方法を設定するにはA530110_skn_sec03
「居室」メニューの「居室区画作成」で入力する居室区画の換気方式の初期値を「第1種」「第2種」「第3種」から選びます。
第1種換気設備 | 第2種換気設備 | 第3種換気設備 |
給気と排気の双方に送風機(給気機および排気機)を用いる。 | 給気のみに送風機(給気機)を用い、排気のための排気口を設ける。 | 排気のみに送風機(排気機)を用い、給気のための給気口を設ける。 |
例:高気密・高断熱住宅で使用 | 例:クリーンルームなどで使用 | 例:一般住宅で使用 |
メーカーの換気設備情報を取り込むにはA530110_skn_sec04
換気設備マスタにメーカーの換気設備のデータベースが存在する場合、メーカーの換気設備を使用できます。
- 「マスタフォルダ」の「変更」をクリックして、メーカーの換気設備のデータベースを保存したフォルダを設定します。
- 「メーカー情報取込」をクリックします。
- 「メーカー情報取込」ダイアログでメーカーを選びます。
- 「機種一覧」で使用する換気設備を選択して、「取込」をクリックします。
「登録状況一覧」に換気設備が追加されます。
※ このとき、CtrlキーやShiftキーで複数選択できます。選択範囲をマウスでドラッグしても可能です。 - 登録したい換気設備をすべて取り込んだら、「OK」をクリックします。
「専用初期設定:換気設備」ダイアログの「換気設備一覧」に登録されます。