床・屋根構面自動配置/床・屋根構面
地震・風力に抵抗する床材・屋根材の平面的な骨組(構面)を入力します。
床・屋根構面は上階の部屋領域を参照して配置されるため、上階のデータを先に入力してください。
メモ
- 各構面の仕様は、「専用初期設定:凡例-屋根材」「専用初期設定:凡例-床材」で設定します。
- 「ツール」メニューの「床・屋根・火打表示」で、構面の表示・非表示を切り替えることができます。
床・屋根構面を自動配置するA580544_yyk_sec01
- 「性能表示モード」の「性能」メニューから「床・屋根構面」の「床・屋根構面自動配置」を選びます。
- 「床/屋根構面自動配置」ダイアログで、自動配置する構面の仕様を選択します。
※ 実行する階によって、設定できる項目が異なります。 - 「OK」をクリックします。
最上階の屋根材 | 最上階で配置する屋根構面の仕様を選びます。 |
2階の床材 | 1階で配置する床構面の仕様を選びます。 |
1階下屋の屋根材 | 1階下屋部分に配置する屋根構面の仕様を選びます。 |
メモ
- 自動配置する各構面の仕様の初期値は、「専用初期設定:自動条件-床・屋根配置」で設定します。
- 各項目の仕様の先頭に表示されている数字は、存在床倍率です。
床・屋根構面を手入力するA580544_yyk_sec02
- 「性能表示モード」の「性能」メニューから「床・屋根構面」の「床・屋根構面」を選びます。
- 「床・屋根構面」ダイアログで、構面のタイプや仕様などを選びます。
- 構面の範囲を入力します(入力方法:矩形)。
メモ
- 次のような場合は「処理できません」のメッセージが表示されます。
・「入力優先」ONで他の構面がドーナツ状になってしまう場合
・「入力優先」OFFで入力した構面の領域ができない場合 - 小屋裏部屋などで床構面と屋根構面を重ねて入力した場合、平均存在床倍率計算では両方の倍率を足し合わせて計算します。ただし、吹抜が重ねて入力されている場合は、倍率は「0.0」となります。
「床・屋根構面」ダイアログの機能
床 屋根 吹抜 |
構面のタイプを選びます。 「床」:床構面を入力します。 「屋根」:屋根構面を入力します。 「吹抜」:吹抜の領域を入力します。吹抜領域は平均存在床倍率計算で考慮します。 |
入力優先 | 同じ構面に対して追加する構面を優先に入力するときはONにします。このとき、同じ構面の重なる部分がカットされて追加した構面が入力されます。 OFFのときは、追加する構面で他の同じ構面と重なる部分がカットされます。 ※ 異なる構面は重ねて入力できます。 |
簡易チェック機能 | 床構面を入力しながら存在倍率と必要倍率(耐震・耐風)を確認するときはONにします。このとき、耐力壁間のX方向とY方向の倍率が表示され、存在倍率が足りないときは赤字で表示されます。 |
仕様 存在床倍率 |
入力する構面の仕様を選択します。仕様に設定されている存在床倍率とハッチングが表示されます。 |
メモ
- 各項目の仕様の先頭に表示されている数字は、存在床倍率です。