床小屋伏図－火打読込／火打／火打（複数）／火打構面

火打材や火打構面を入力します。

「専用初期設定：性能表示」の「火打構面チェック」で設定している判定方法によって、操作が異なります。

耐力壁区画 火打を入力する際に仕様を選択します。
「火打構面」は実行できません。
火打構面 火打を入力する前に「火打構面」で構面を入力しておく必要があります。火打を入力する際は仕様を設定しません（火打が入力されている火打構面の存在床倍率で平均存在床倍率を計算します）。
なお、「専用初期設定：性能表示」の「火打が配置されているとみなして計算する」がONのとき、「床小屋伏図－火打読込」「火打」「火打（複数）」は実行できません。

メモ

床小屋伏図に入力されている火打材をもとに火打を自動配置します。

壁量計算は見上図のため、次のように配置されます。

2階建ての場合 平屋建ての場合
壁量計算の図面 読み込み元の図面 壁量計算の図面 読み込み元の図面
2階 小屋伏図の火打材 1階 小屋伏図の火打材
1階 2階床伏図の火打材 　 　
  1. 「性能表示モード」の「性能」メニューから「火打」の「床小屋伏図－火打読込」を選びます。
  2. 「専用初期設定：性能表示」の「火打構面チェック」で「耐力壁区画」を選択している場合は、「火打構面読込」ダイアログで火打の仕様を選んで「OK」をクリックします。
  3. 既に火打が入力されている場合は、削除の確認画面が表示されます。
    すべて削除して自動配置するときは「はい」、処理を中止するときは「いいえ」を選びます。
  1. 「性能表示モード」の「性能」メニューから「火打」の「火打」を選びます。
  2. 「専用初期設定：性能表示」の「火打構面チェック」で「耐力壁区画」を選択している場合は、「火打」ダイアログで火打の仕様を選びます。
  3. 「45度固定入力」で火打の入力方法を選びます。
  4. 火打の始点、終点をクリックします。

指定した範囲のコーナーに火打をまとめて入力します。

  1. 「性能表示モード」の「性能」メニューから「火打」の「火打（複数）」を選びます。
  2. 「専用初期設定：性能表示」の「火打構面チェック」で「耐力壁区画」を選択している場合は、「火打（複数）」ダイアログで火打の仕様を選びます。
  3. 火打を入力する範囲をクリックします（入力方法：矩形）。

「専用初期設定：性能表示」の「火打構面チェック」で「火打構面」を選択している場合に入力します。

  1. 「性能表示モード」の「性能」メニューから「火打」の「火打構面」を選びます。
  2. 「火打構面」ダイアログで火打構面の仕様を選びます。
  3. 構面の入力と同時に火打を入力する場合は「火打登録」をONにします。
  4. 火打構面の範囲をクリックします（入力方法：矩形）。

メモ

  • 「火打登録」がOFFの状態で火打構面を入力した場合は、「性能」メニューの「火打」の「火打」「火打（複数）」で火打を入力する必要があります。
  • 「専用初期設定：性能表示」の「火打が配置されているとみなして計算する」がONのときは、「火打登録」は表示されません。このときの火打の本数は、火打構面判定の負担面積計算で算出されます。
入力時置換え 既に入力されている火打と重なる場合は置き換えます。火打が重ならない場合でも、火打同士の距離が200mm以下の場合は置き換わります。
仕様
存在床倍率		 入力する火打の仕様を選択します。仕様に設定されている存在床倍率が表示されます。
45度固定入力 火打を単独で入力する場合に、火打の角度を45度固定で入力するときはONにします。
簡易チェック機能 火打材や火打構面を入力しながら、在倍率または火打材1本あたりの負担面積を確認するときはONにして、判定の対象を選びます。
床倍率判定耐力壁間のX方向とY方向の存在倍率と必要倍率が表示され、存在倍率が足りないときは赤字で表示されます。
火打構面火打材1本あたりの負担面積が表示され、火打材1本あたりの負担面積が平均負担面積より大きいときは赤字で表示されます。
火打構面チェック 「火打構面判定表」ダイアログを開いて、現在階に入力されている火打の1本あたりの負担面積と判定結果を確認します。
火打登録 火打構面の入力時に、構面の入力と同時に構面のコーナーに火打材を入力するときはONにします。