切断/くり貫き/分割
入力した部材に対して、切断、くり貫き、分割の処理を行います。
部材を切断するA610490_std_sec01
図面に入力されている部材を、指定したラインで切断します。
- 「編集」メニューから「切断」の「切断」を選びます。
- 「切断」ダイアログの「オフセット」に、指定したラインから切断位置までの距離を入力します。
- 切断する部材をクリックします。
- 切断するラインの始点、終点をクリックします。
- オフセットの方向をクリックします。
メモ
- 「切断」ダイアログの「切断基準」は傾斜材で有効な設定で、傾斜材を切断するときの基準位置を「天端」「下端」から選びます。「下端」を選んだ場合、指定した切断位置の下端を基準にして部材に直角な方向で切断されるので、図面上では指定した位置よりずれて切断されます。
- 木造床小屋伏図において、「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がONの状態で軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、胴差、床梁、梁、間仕切桁、跳ね出し梁を切断したときは、編集後の長さで断面寸法が再設定されます。
また、分割して生じる端点の伸び返り値は「0」に設定されます。
部材をくり貫くA610490_std_sec02
図面に入力されている部材を、指定した部分でくり貫きます。
- 「編集」メニューから「切断」の「くり貫き」を選びます。
- くり貫く部材をクリックします。
- くり貫く部分の始点、終点をクリックします。
メモ
- 「くり貫き」ダイアログの「切断基準」は傾斜材で有効な設定で、傾斜材をくり貫くときの基準位置を「天端」「下端」から選びます。「下端」を選んだ場合、指定したくり貫き位置の下端を基準にして部材に直角な方向でくり貫かれるので、図面上では指定した位置よりずれてくり貫かれます。
- 木造・2×4基礎伏図において、布基礎をくり貫く部分に、アンカーボルト、ボールダウン用アンカーボルト、換気口、基礎パッキンがある場合は、これらの部材も自動的に削除されます。ただし、切断と同じ状態(基礎に対してくり貫きに指定する線が直角)になった場合は削除されません。
- 木造床小屋伏図において、「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がONの状態で軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、胴差、床梁、梁、間仕切桁、跳ね出し梁をくり貫いたときは、編集後の長さで断面寸法が再設定されます。
また、分割して生じる端点の伸び返り値は「0」に設定されます。
交差している部材を分割するA610490_std_sec03
部材が交差しているとき、一方の部材を交差部で分割します。
- 「編集」メニューから「切断」の「分割」を選びます。
- 分割する部材(勝ち部材)をクリックします。
- 分割される部材(負け部材)をクリックします。
メモ
- 木造床小屋伏図において、「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がONの状態で軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、胴差、床梁、梁、間仕切桁、跳ね出し梁を分割したときは、編集後の長さで断面寸法が再設定されます。
また、分割して生じる端点の伸び返り値は「0」に設定されます。