伸縮(端点指定)/伸縮(数値指定)/範囲伸縮移動/伸縮(延長止)
入力した部材を伸縮します。
部材の端点を伸縮するA610496_sns_sec01
部材の端点を、同一直線上(円弧上)に伸縮します。
- 「編集」メニューから「伸縮」の「伸縮(端点指定)」を選びます。
- 伸縮する部材をクリックします。
- 端点の移動先をクリックします。
メモ
- 木造床小屋伏図において、「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がONの状態で軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、胴差、床梁、梁、間仕切桁、跳ね出し梁を伸縮したときは、編集後の長さで断面寸法が再設定されます。
また、編集により移動する端点の伸び返り値は「0」に設定されます。 - 2×4構造図において、ころび止め、または合板(ボード)受けの部材を伸縮したときは、交差する部材で切断されて伸縮配置されます。
端点からの距離を指定して部材を伸縮するA610496_sns_sec02
部材の端点を、端点からの距離を指定して同一直線上(円弧上)に伸縮します。
- 「編集」メニューから「伸縮」の「伸縮(数値指定)」を選びます。
- 伸縮する部材を選択します(選択方法:要素範囲)。
- 「部材伸縮」ダイアログの「始点側」「終点側」に、伸縮する距離を入力して、「OK」をクリックします。
メモ
- 伸縮する部材を選択してからコマンドを実行しても構いません。
- 木造床小屋伏図において、「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がONの状態で軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、胴差、床梁、梁、間仕切桁、跳ね出し梁を伸縮したときは、編集後の長さで断面寸法が再設定されます。
また、編集により移動する端点の伸び返り値は「0」に設定されます。 - 2×4構造図において、ころび止め、または合板(ボード)受けの部材を伸縮したときは、交差する部材で切断されて伸縮配置されます。
指定範囲の部材を一括で伸縮移動するA610496_sns_sec03
選択した部材について、範囲を指定して一括で伸縮移動します。
- 「編集」メニューから「伸縮」の「範囲伸縮移動」を選びます。
- 伸縮する部材を選択します(選択方法:要素範囲)。
- 伸縮移動する範囲を矩形で指定します。
- 移動の基準点、移動先の順にクリックします。
メモ
- 伸縮移動する部材を選択してからコマンドを実行しても構いません。
- 木造床小屋伏図において、「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がONの状態で軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、胴差、床梁、梁、間仕切桁、跳ね出し梁を伸縮移動したときは、編集後の長さで断面寸法が再設定されます。
また、編集により移動する端点の伸び返り値は「0」に設定されます。 - 2×4構造図において、ころび止め、または合板(ボード)受けの部材を伸縮したときは、交差する部材で切断されて伸縮配置されます。
指定した部材を交差する部材まで伸縮するA610496_sns_sec04
部材または通り芯・線分などの要素を指定し、そのデータまで部材を伸縮します。
- 「編集」メニューから「伸縮」の「伸縮(伸縮止)」を選びます。
- 「伸縮(延長止)」ダイアログの「基準」を選んで、対象データをクリックします。
- 「伸縮材指定方法」を選んで、伸縮する部材を選択します。
- 続けて伸縮する部材を選択できます。また、「伸縮材指定方法」の変更も可能です。
部材 | 止める基準として、入力済みの構造部材を指定します。この場合、「止め位置」も設定します。指定した部材の芯と面、どちらまで伸縮するかを選びます。 |
要素 | 止める基準として、通り芯や線分、円弧などの要素データを指定します。 |
1点 | 1つの部材だけを伸縮するときに選びます。指定した部材が伸縮されます。 |
線分クロス | 複数の部材をまとめて伸縮するときに選びます。指定した線分に交差する部材が一括で伸縮されます。 |
メモ
- 下図のように部材と重なる位置に基準線がある場合は、部材選択時のクリック位置で伸縮の仕方が異なります。
- 木造構造図と2×4構造図では、次のように伸縮の仕方が異なります。
- 木造床小屋伏図において、「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がONの状態で軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、胴差、床梁、梁、間仕切桁、跳ね出し梁を伸縮移動したときは、編集後の長さで断面寸法が再設定されます。
また、編集により移動する端点の伸び返り値は次のように設定されます。 - 2×4構造図において、ころび止め、または合板(ボード)受けの部材を伸縮したときは、交差する部材で切断されて伸縮配置されます。
- 木造・2×4基礎伏図において、小口オフセットが設定されている布基礎を伸縮したときは、実際の入力点が伸縮の対象となります。
木造構造図 | 基準線と部材の芯の交点で部材を止めます。 |
2×4構造図 | 基準線と部材の芯の交点を持ち、部材が最大長になる点で部材を止めます。 |
基準が「要素」のとき | 編集により移動する端点の伸び返り値は「0」に設定されます。 |
基準が「部材」、止め位置が「芯」のとき | |
基準が「部材」、止め位置が「面」のとき | 「オフセット」を考慮して、芯基準から端点までの距離が伸び返り値として設定されます。 |