プログラム名 シックハウスチェック Ver. Ver.4 ID Q530115 更新日 2017/12/22

Q:入力したい換気設備がない場合の対応方法を教えてください。

A:「専用初期設定:換気設備」で、壁付、天井付それぞれ50種類まで設備情報を新規登録できます。周波数50Hzと60Hzごとに換気設備の有効換気量を登録します。
※ 周波数は、東日本側が50Hz、西日本側が60Hzと地域によって異なります(50Hzと60Hzの混合地区あり)。

操作方法

ここでは、壁付き換気設備の登録方法を解説します。天井換気設備も同様の手順で登録できます。
50Hzと60Hzで両方の有効換気量を登録します。

  1. シックハウスチェックを開いて、「設定」をクリックします。
  2. 「専用初期設定:換気設備」の「壁付」タブを開きます。
  3. 「50Hz」がONであることを確認して、用途、名称、換気種別、有効換気量(1)~(3)を設定します。

    用途設備の用途を「一般」「トイレ」「浴室」「洗面」「キッチン」から選びます。
    ※「天井付」タブでは「隠蔽」も選択できます。「隠蔽」の場合、換気扇自体は給気・排気しません。換気扇に接続された通気口からのみ給気・排気します。
    名称換気設備の名称を設定します。全角で20文字(半角で40文字)まで入力できます。
    換気種別設備の換気種別を「給排気」「給気」「排気」から選びます。
    有効換気量換気設備の1時間当たりの換気量を3タイプまで設定します。
    なお、タイプの名称(水色の部分:初期値(1)(2)(3))は変更可能です。
    換気方式換気方式を以下の3タイプから設定します。
    第一種・・・機械給気、機械排気(例:高気密・高断熱住宅で使用)
    第二種・・・機械給気、自然排気(例:クリーンルームで使用)
    第三種・・・自然給気、機械排気(例:一般住宅で使用)
  4. 「60Hz」をONに変更して、有効換気量(1)~(3)を設定します。
    ※ 50Hzと同じ有効換気量の場合は、同じ値を入力してください。
  5. この物件では周波数50Hzを使用する場合は、「50Hz」をONに変更して「OK」をクリックします。
    ※ 換気設備の入力時の初期値となり、換気設備の入力時に周波数を変更することはできません。
  6. 「換気」メニューから「換気設備」の「換気設備(壁付)」を選びます。
  7. 「換気設備(壁付)」ダイアログの「種別」を「排気」に変更し、「換気量」の「(1)」「(2)」「(3)」を切り替えて、換気設備と換気量が登録されていることを確認します。

メモ

  • 「有効換気量」のセルの背景色には、次のような違いがあります。
  • 黄色 メーカーのデータベースから取り込んだ情報であることを示しています。
    灰色 既に取り込まれている機種において、データベースで削除フラグがセットされた機種であることを示しています。
    白色 専用初期設定で手入力された情報(ユーザー登録)であることを示しています。
    なお、取り込んだメーカーのデータベースの情報を変更した場合も、黄色から白色に変更されます。