プログラム名 | シックハウスチェック | Ver. | Ver.4 | ID | Q530130 | 更新日 | 2017/12/22 |
Q:平面図に階段・吹抜が入力されているが、1階と2階の居室区画が分かれてしまうときの対処方法を教えてください。
A:上下階で居室区画が分かれてしまう原因には、次のことが考えられます。
① 1階の部屋属性ダイアログの「天井仕上」がON、または2階の部屋属性の「床仕上」がONになっている。
※ 階段部分の天井仕上・床仕上が作成されていないことは関係しません。

② 次のように上下階で階段部屋の領域が一致していないため、通気ありとならない。

③ 階段の上り口・降り口にたれ壁や開口が入力されていないため、通気ありとならない。

居室区画が分かれているとき
「換気設備チェック」の「居室区画一覧」で各居室区画を選んだとき、区画Noが異なっているときは居室区画が異なることを示します。
① 部屋属性ダイアログの「天井仕上」「床仕上」がONになっているときの対処方法
平面図で階段部屋の属性変更ダイアログの「天井」をOFFに変更して、シックハウスで再度読み込みを行います。その後、「建具通気方向設定」で通気方向を設定後、「居室」メニューの「居室区画作成」で居室区画を作成してください。
② 上下階で階段部屋の領域が一致していないときの対処方法
上下階で階段部屋の領域が一致していない場合、上下階で通気がつながらないため居室区画が1つになりません。この場合は、次の方法で居室区画を合成します。
- 「換気設備チェック」をクリックします。
- 「リスト編集」をクリックします。
- 居室区画を選んで「合成」をクリックします。
- 次に、合成する居室区画を選んで「OK」をクリックします。
合成した居室区画のNo.が「(1)」に変更されます。(1)は、No.1と同じ居室区画であることを示します。 - 「OK」をクリックします。
- 「居室区画一覧」の区画を変更して、同じNoになったことを確認します。
③ 階段の上り口・降り口にたれ壁や開口が入力されていないときの対処方法
階段上り口・降り口が通常の壁になっていると通気できない場合、居室区画が1つになりません。この場合は、平面図で階段上り口・降り口の通常壁をたれ壁に変更、または開口を入力して、シックハウスで再度読み込みを行います。その後、「建具通気方向設定」で通気方向を設定後、「居室」メニューの「居室区画作成」で居室区画を作成してください。