妻壁自動配置/妻壁
妻壁を自動配置、また始点と終点を指定して妻壁を入力します。

妻壁を自動配置するA230715_stu_sec01
屋根線属性が「妻壁取合い」に設定されている屋根線位置に妻壁(屋根の妻側用の外壁仕上)を自動配置するときは、「シンボル」メニューから「妻壁」の「妻壁自動配置」を選び、妻壁を配置する屋根を選択します。
次の確認画面が表示されるので、確認して「OK」をクリックします。
メモ

妻壁属性ダイアログの機能A230715_stu_sec02
妻壁を入力後に、「属性変更」で表示されるダイアログの機能について解説します。
仕上+下地+下地オフセット | 設定している外壁仕上マスタの仕上厚+下地厚+下地オフセットの合計値を表示します。 「外断熱」がONの場合は「+断熱材厚」が表示されます。 |
取付区分 下地オフセット |
下地を取り付ける壁構造の区分を設定します。 外壁仕上マスタで設定されている区分の下地オフセット値が「下地オフセット」にセットされます。 |
逃げ | 妻壁をオフセットした位置に入力するとき、その値を設定します。 妻側壁は時計回りの方向に入力します。逃げを+入力した場合は入力方向の左側にオフセットし、-入力すると右側にオフセットします。 ![]() |
妻壁優先 | 平面図の外壁仕上と妻壁とが重なっている場合に、どちらを優先して立体を作成するかを設定します。 立体の作成では、入力した長さで妻壁データを作成する場合は、ONにします(外壁と重なる部分も作成します)。逆に妻壁と重なっている部分の外壁仕上を作成しません。 OFFの場合、外壁仕上と重なる部分の妻壁は作成されません。 ![]() |
外壁に対して妻側部分のみを他の外壁素材にしたい場合は、次図のように妻壁を入力して「妻壁優先」をONにしてください。![]() |
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目地基準点 | |
外壁仕上優先 | 妻壁の下に入力されている外壁仕上の目地基準点の位置を、妻壁の目地基準点とするときは、ONにします。妻壁の目地が外壁仕上の目地に合わせられます。 |
基準高 始点・中点・終点 距離 |
妻壁の目地基準位置を手動で設定するときは、「外壁仕上優先」をOFFにして、基準高や距離を設定します。![]() |
高さ指定 | |
屋根検索 | 「上端高」または「下端高」がONのときに有効です。 ONにすると、妻壁の上端高、下端高が屋根に達していない場合でも、妻壁の立体データ、断面データは屋根の高さまで自動で伸びます。 なお、上端の検索対象となるのは処理階および上階の屋根、下端の検索対象となるのは下階の屋根です。 |
上端高 | 妻壁の上端高を設定するときはONにして、軒高からの高さを設定します。 妻壁が意図する位置に表現されないときは、上端高と下端高で調整してみてください。 |
下端高 | 妻壁の下端高を設定するときはONにして、軒高からの高さを設定します。 |