外部天井仕上/ポーチ天井仕上/外部天井仕上張り替え
屋根の軒天領域となる位置に外部天井仕上、2階オーバーハング部分にポーチ天井を入力します。また、建物の外部天井仕上、ポーチ天井をまとめて張り替えます。

外部天井仕上を入力するA240220_teg_sec01
外部天井仕上は、屋根の軒天として扱います。屋根の軒天領域に外部天井仕上を入力すると、パースモニタで屋根と同時に軒天も立体表現されます。軒天領域以外に入力されていると、立体は表現されません。
次のように、1つの階に段違い屋根が入力されている場合、一部軒天が自動作成されません。このようなとき、外部天井を入力します。
「天井」メニューから「外部」の「外部天井仕上」を選びます。
- 「外部天井仕上マスタ選択」ダイアログで天井仕上を選択して、「選択」をクリックします。
- 屋根補助線を参照して、軒天の位置に天井仕上を入力します(入力方法:矩形)。
メモ
- 屋根線補助線は、「専用初期設定:自動条件」の「屋根補助線登録」がONのときに、
「自動立上」で作成されます。
- パースモニタを開いている場合、外部天井仕上の立体を確認するには、
「再作成」メニューの「前回と同じ条件で再作成」で再作成してください。

ポーチ天井を入力するA240220_teg_sec02
次図のように、2階にオーバーハング部分がある場合、「自動立上」ではオーバーハング部分には天井仕上が作成されません。このような場合、1階天井伏図で2階オーバーハング部分にポーチ天井仕上を入力します。
「天井」メニューから「外部」の「ポーチ天井仕上」を選びます。
- 「外部天井仕上マスタ選択」ダイアログで天井仕上を選択して、「選択」をクリックします。
- 「ポーチ天井仕上」ダイアログで基準増減と勾配を設定します。
- 天井仕上の領域をクリックします(入力方法:矩形)。
- 「勾配」で勾配が設定されている場合は、増減と勾配の基準位置の始点と終点をクリックします。
勾配が「0.0」の場合は、この手順はありません(次図:3,4)。 - 「目地基準を指定する」がONの場合は、目地の割付基準点をクリックします。
OFFの場合は、この手順はありません(次図:5)。
メモ
- 屋根の軒天として使用する場合は、外部天井仕上を使用してください。ポーチ天井仕上は外部天井仕上とは異なり、単独入力でもパースモニタで立体表現されます。
- ポーチ天井高は、
「属性変更」で高さを調整してください。
「自動立上」で天井仕上を再作成する場合、「外部天井仕上」がONのとき、ポーチ天井が削除されてしまいます。屋根領域に変更がない場合は、「外部天井仕上」をOFFにして内部天井仕上だけを再作成してください。

外部天井仕上を張り替えるA240220_teg_sec03
全階または現在階の軒天の仕上を変更します。
「天井」メニューから「外部」の「外部天井仕上張り替え」を選びます。
- 「外部天井仕上張り替え」ダイアログで、全ての階の仕上を変更するときは「全ての階」をONにします。
現在開いている階のみ仕上を変更するには、「現在の階」をONにします。 - 「外部天井仕上」で仕上、または素材を変更します。
- 「実行」をクリックします。
- 確認画面で「はい」をクリックします。
処理が開始します。
メモ
- ポーチ天井仕上も「外部天井仕上張り替え」の対象となります。