斜線距離寸法/立面図用斜線位置指定
立面図で斜線を作図するには、配置図でどの位置の斜線を作図するかを設定する必要があります。配置図で立面図用の斜線位置を入力します。
また、立面用で作図する斜線の根拠となる、建物端部から敷地境界線までの距離を入力します。
北側斜線・高度地区は、方位マークより斜線の方向が決まります。必ず方位マークを入力してから斜線距離、立面図用斜線位置を入力してください。なお、方位マークが入力されていない場合は、画面上での真上を北にします。

立面図で作図する斜線位置を設定するA260470_tsh_sec01
「建物」メニューから「斜線位置」の「立面図用斜線位置指定」を選びます。
- 斜線を描画する建物側の端点をクリックします。
- 対象となる敷地境界線をクリックします。
立面図で北側斜線を作図するときは、北側斜線に設定されている隣地境界線を指定します。
メモ
- 方位の角度によっては、立面図用斜線位置と敷地境界線が交わらない場合があります。この場合は登録できません。
- 立面図のどの図面に斜線制限を描画するかは、立面図用斜線位置の属性変更で変更できます。
- 立面図の斜線制限の描画について
ただし、「専用初期設定:寸法線等」の「その他の描画条件」にある「斜線制限」がOFFのときは、斜線制限は描画されません。立面図 東西南北(1~4面) 東西南北の立面図の斜線は、配置図1面のみが対象です。この面の立面図に斜線を描画するには、配置図1面に立面図用斜線位置を入力します。 立面図 5面以降 立面図の「専用初期設定:立体作成条件」の「配置図」で指定されている面に立面図用斜線位置が入力されているときは、その配置図の敷地境界線属性より斜線制限が描画されます。 - 立面図用斜線位置は、不出力ペンで作図されます。
- 配置図2面以降では、「立面図用斜線指定」ダイアログが開きます。チェックをONにして、斜線を作図する立面図の面(5~100)を設定します。

斜線距離の寸法を入力するにはA260470_tsh_sec02
「建物」メニューの「斜線位置」にある「斜線距離寸法」を使用します。入力は「立面図用斜線位置指定」と同様に、斜線を描画する建物側の端点と対象となる敷地境界線を指定します。
メモ
- 「立面図用斜線位置指定」が入力されていない状態でも、斜線距離寸法を入力できます。