準耐力壁等
準耐力壁等を入力、または削除します。
「専用初期設定:性能表示」の「準耐力壁等」の「壁量計算の対象とする」がONの場合に実行できます。
入力(削除)と同時に、作業階の性能表示判定の結果がダイアログに表示されます。判定結果がOKになるように準耐力壁等を追加、または削除します。

準耐力壁等を入力するA516520_jnt_sec01
「性能表示モード」の
「準耐力壁等」をクリックします。
- 「準耐力壁等」ダイアログの「性能表示判定」で、現在の性能表示壁量判定の結果を確認します。
判定がNGのときは、準耐力壁等を追加入力したり、倍率の高い準耐力壁等に入れ替えます。 - 「No」で準耐力壁等を選びます。
- 準耐力壁等の始点、終点をクリックします。
メモ
- 準耐力壁等の表記については、「準耐力壁等を自動配置する」を参照してください。
- 初期状態では、準耐力壁等の入力で少しでも既存の準耐力壁等と重なると、警告メッセージが表示されて入力ができないようになっています。
重複入力を可能にしたい場合は、「専用初期設定:耐力壁」の「耐力壁の重複入力」をONにします。ただし、このとき、壁量計算で注意が必要です。
(詳しくは、「耐力壁の重複入力について設定するには」を参照)

準耐力壁等、耐力壁を変更するにはA516520_jnt_sec02
- 「準耐力壁等」ダイアログの「変更」をクリックします。
「変更」ダイアログに変わります。 - 変更する準耐力壁等または耐力壁をクリックします。
- 「選択」ダイアログで、耐力壁と準耐力壁等のどちらに変更するかを選んで「OK」をクリックします。
- 「耐力壁」を選んだ場合は、「耐力壁属性変更」ダイアログで耐力壁記号をクリックして変更します。
「準耐力壁等」を選んだ場合は、「準耐力壁属性変更」ダイアログで「No」を変更します。

準耐力壁等、耐力壁を削除するにはA516520_jnt_sec03
- 「準耐力壁等」ダイアログの「削除」をクリックします。
「削除」ダイアログに変わります。 - 削除する準耐力壁等または耐力壁をクリックします。
- マウスカーソル部分に「YES」「NO」が表示されるので、削除するときはマウスの左ボタン、キャンセルするときはマウスの右ボタンをクリックします。
メモ
- 汎用の削除コマンドでも準耐力壁等または耐力壁を削除できますが、「削除」ダイアログでは削除しながら重心・剛心の位置や性能表示存在壁量などを確認することができます。

「準耐力壁等」ダイアログの機能A516520_jnt_sec04
耐力壁/準耐力壁 | 入力の対象を準耐力壁等から耐力壁に切り替えます。「耐力壁」ダイアログが開きます。 または、耐力壁から準耐力壁等に切り替えます。 |
変更 | 選択した準耐力壁等または耐力壁を、別の耐力壁または準耐力壁等に変更します。「変更」ダイアログが開きます。 |
削除 | 選択した準耐力壁等または耐力壁を削除します。「削除」ダイアログが開きます。 |
No | 入力する準耐力壁等を選択します。選択した準耐力壁等の材料名称と倍率が表示されます。 なお、使用する準耐力壁等は「専用初期設定:凡例-準耐力壁等」で登録します。 |
長さ | 属性変更の対象となっている準耐力壁等のX方向、Y方向の長さを表示します。 |
性能表示判定 | 作業階のX方向、Y方向について、性能表示存在壁量、地震力に対する性能表示必要壁量、風圧力に対する性能表示必要壁量、性能表示壁量判定の結果、耐震等級、耐風等級を表示します。![]() ※「物件初期設定:性能・地域条件-目標等級」の「耐震等級」または「耐風等級」が「-」「1等級」の場合、「必要(地)」または「必要(風)」が表示されなくなります。 |
壁余裕度(耐震) 壁余裕度(耐風) |
X方向、Y方向の性能表示必要壁量に対する性能表示存在壁量の割合を表示します。 「壁余裕度 = 性能表示存在壁量 / 性能表示必要壁量」 壁余裕度が1.0を超えると、性能表示壁量判定がOKになります。 |