
専用初期設定:材料
熱貫流率の計算で使用する各材料の熱伝導率と厚さ、外壁の空気層の熱抵抗値を登録します。
メモ
- 最新版のメーカー製断熱仕様は、「専用初期設定:壁・階間・構造熱橋」の「熱的境界仕様選択」ダイアログで「3Dカタログ仕様」に切り替え、3Dカタログ.comからダウンロードして使用します。
- ATZERO仕様の断熱材を選択する際、「内容変更」をONにして変更すると、この専用初期設定の内容が変わります。

メーカーの断熱材(断熱材の性能値)を確認するにはA560110_szi_sec04
取り込まれているATZERO仕様のメーカーの断熱材は、「メーカー断熱確認・取込」で確認できます。
メモ
- ’18年3月まで「材料選択」ダイアログの「メーカー断熱材」でダウンロードしたファイル(*.ghz)がある場合、「材料選択」ダイアログの「インポート」で取り込むことができます。操作については、「メーカーの断熱材の取り込みについて」を参照してください。

材料の熱伝導率を設定するにはA560110_szi_sec01
「材料」タブをクリックして、熱貫流率の計算で使用する材料の熱伝導率、厚さを設定します。
材料は200個まで登録でき、40個ごとにページが設定されています。「変更」ボタンで、開いているページの名称を変更できます。
メモ
- 断熱材以外の躯体、面材は、3ページ、4ページ目に登録されています。

空気層の熱抵抗値を設定するにはA560110_szi_sec02
「空気層」タブをクリックして、構成する材料内の空気層の熱抵抗値を登録します。
空気層とは、気流経路が設けられていない密閉された空気の層です。通気層は含みません。
空気層の仕様は10個まで登録できます。熱抵抗値は、ダイアログ下部の「※参考:空気層の熱抵抗値」を参考にして、空気層の厚さより求めた熱抵抗値を入力します。

温熱環境計算条件で設定した内容を取り込むにはA560110_szi_sec03
「温熱環境設定取り込み」をクリックして、確認画面で「はい」をクリックします。
以下のデータが、各専用初期設定に取り込まれます。
温熱環境計算条件 | → | 外皮性能計算 |
材料 | → | 材料 |
空気層 | → | 空気層 |
熱的環境仕様 | → | 熱的環境仕様 |
壁境界 | → | 壁 |
建具境界 | → | 建具 |
天井境界 | → | 天井 |
床境界 | → | 床 |
胴差境界 | → | 階間等 |