
専用初期設定:壁・階間・構造熱橋
外皮となる壁部分と構造熱橋の仕様の初期値を設定します。各熱的境界データの入力時や自動配置するデータの初期値になります。

階間部を壁と別仕様にして計算するにはA560140_skk_sec02
階間部を壁と同じ仕様でまとめて計算したいときは、「階間部を別仕様で計算」をOFFにします(初期値はOFF)。このとき、「階間等」タブにて「軒桁仕様」「胴差仕様」が非表示になり、同じ階で壁と階間部でまとめられるものは、1つの大きな壁として計算されます。
軒桁・胴差の仕様を壁と異なる仕様で計算したいときは、「階間部を別仕様で計算」をONにして、「階間等」タブの「軒桁仕様」「胴差仕様」の仕様を設定します。
※ ZERO 2015R1以前に作成したデータを開いた場合、「階間部を別仕様で計算」はONになります。
メモ
- 「階間部を別仕様で計算」がOFFで、かつ熱的境界(土台)を自動配置する場合、基礎断熱工法時の土台(一般部)には土台部分の壁と同じ仕様がセットされます(「土台仕様」の「土台(一般部外気側)」は設定不可)。
土台(一般部)の仕様を変更するには、自動配置後に「属性変更」で行ってください。

壁の仕様の初期値を変更するにはA560140_skk_sec01
- 「壁」「階間等」「構造熱橋」のタブを切り替えます。
- 各部位のセルをダブルクリック、またはセルをクリックして「設定」をクリックします。
- 「熱的境界仕様選択」ダイアログで「境界グループ」を選び、仕様を選択します。
※「熱的境界仕様選択」ダイアログには「専用初期設定:仕様」で登録した仕様が表示されます。
メモ
- 最新版のメーカー製断熱仕様は、「3Dカタログ仕様」に切り替え、「3Dカタログ.com」をクリックしてメーカー製断熱仕様をダウンロードします。ダウンロードした断熱仕様の一覧から使用する断熱仕様を選択します。
- 「熱的境界仕様選択」ダイアログの「内容編集」をクリックすると、熱的境界の仕様の移動や構成材料の変更が可能になります。ここで変更すると、「専用初期設定:仕様」に登録されている内容が変更されます。