日除けの計算方法について

日除けに勾配がある場合や、窓の上部の一部に日除けがかかる場合には、想定日除けが水平かつ窓幅全域に設置されているものとして計算します。

また、想定日除けは、当該窓と日除けとか垂直距離において最短となる位置(y1が最小となる位置)に設置されるものとします。
 

2か所以上の想定日除けがある場合、屋根A、屋根Bについて、想定日除けによる取得日射量補正係数をそれぞれ算出します。

ZEROでは安全側となるように、冷房期においては補正係数の値が大きい方、暖房期においては補正係数の値が小さい方を初期値として採用しています。

建具の大きさや取付けの高さを変更した場合は、「日除けの再取得」をクリックしてください。

メモ

  • 専用初期設定:建具」の「軒先位置」の設定によって、庇の垂直距離、張り出し寸法が変わります。
  • Archi Masterもしくは3Dカタログで入力した庇、バルコニーの部品は、日除け計算で考慮されません。