専用初期設定:金物設定
金物を自動配置する条件を設定します。
「伏図アシスタント」の「金物」、
「アシスト」メニューの「金物」を実行したときに有効です。

金物の配置条件を変更するにはA612230_skn_sec01
「床組」「軸組」「小屋」で、各部材に緊結する金物の自動配置や図面上の表記などについて設定します。
なお、自動配置する金物は、金物マスタの「金物自動設定」タブで設定します。
表示 | 配置した金物の名称を図面上に表記するには、各部材の「表示」のセルをクリックして「○」にします。「×」の場合は、金物が設定されていても表記されません。 |
設定 | 金物を自動配置するには、各部材の「設定」のセルをクリックして「○」にします。「×」の場合は配置されません。 |
垂木金物は個数×2で設定 | 垂木金物について、金物マスタで設定した個数を2倍して自動配置する場合はONにします。OFFの場合は金物マスタで設定した数になります。 なお、建物外のケラバ部の垂木はこの設定の対象外です。 |
メモ
- 金物の自動配置条件については、「金物自動設定の条件」を参照してください。

構造計算で算出した金物を割り当てるにはA612230_skn_sec02
木造構造計算にて選定計算で柱脚柱頭接合部を検討した場合、床伏図へ金物を反映させる必要があります。
構造計算側の「金物判定用設定」をもとにセットした金物を、金物マスタのどの金物に割り当てるかは、「構造計算連携」の「金物割り付け」で開く「構造計算金物割付」ダイアログで設定します。
No 金物仕様名称 記号 |
木造構造計算の「初期設定:計算条件(方針)」の「金物判定用設定」で設定した内容が表示されます。 |
金物マスタ(大壁) 数 金物マスタ(真壁) 数 |
対象の部材が大壁にある場合、および真壁にある場合について、金物のタイプと数を設定します。 セルをダブルクリック、または「金物マスタ」をクリックして、「金物選択」ダイアログから割り当てます。 |
メモ
- 木造構造計算の結果を床伏図に反映するには、床小屋伏図の
「計算」メニューの「木造構造計算データ読込(床小屋)」、または木造構造計算の
「伏図」メニューの「伏図へ反映」を使用します。
- 木造構造計算にて検定計算で柱脚柱頭接合部を検討した場合は、金物マスタの金物をセットしているため、割り当てる必要はありません。
なお、選定計算・検定計算のどちらで検討するかは、木造構造計算の「初期設定:計算条件(方針)」の「◆柱脚柱頭接合部の検討」で設定します。