根切り(任意入力)/根切り(部材指定)/底根切り入力
根切にする部分を入力します。
段差のある根切りを入力するには、全体の根切りを入力した後、下段の根切りを底根切りで入力します。
メモ
- 根切り底のレベルが表記されます。

根切りにする範囲を入力するA736350_ngr_sec01
「根切」メニューから「根切り(任意入力)」を選びます。
- 「根切り(任意入力)」ダイアログで根切りの名称、工法、寸法を設定します。
根切り基準線 根切りの基準とするレベルです。設計GLもしくは、設計GLより低い現状地盤までの深さです。根切り基準線は、「専用初期設定:根切り基準」で設定します。 名称 入力する根切りの名称です。 工法 根切りの工法を選びます。 法付け 側面を勾配にして法付けする工法です。 山留 側面を垂直にして土留めする工法です。 建築数量積算基準による この項目がONのときは、建築数量積算基準の「ゆとり幅」、根切りの深さに乗ずる係数(「法勾配」)を使用して「法幅」を算出します。
任意の「ゆとり幅」「法幅」を設定するには、この項目をOFFにして各項目を設定します。根切り底レベル 入力する根切りの設計GLから底までの深さを入力します。 根切り深さ 根切り基準線から「根切り底レベル」までの深さです。 ゆとり幅 躯体から側面までの距離です。 法幅 「建築数量積算基準による」がONのときは、建築数量積算基準の係数を使用して算出した法幅になります。
OFFのときは、法面の幅を入力します。法勾配 「専用初期設定:根切り基準」に設定されている「法勾配」で、法幅を求めるための、根切り深さに乗ずる係数です。入力した根切りの深さによって係数が変わります。 余幅 法付け工法の場合は「ゆとり幅」+「法幅」÷2、山留工法の場合は「ゆとり幅」が余幅になります。 - 根切りの範囲を指定します。(入力方法:矩形)

基礎や地下構築物を参照して入力するA736350_ngr_sec02
基礎や地下構築物の深さを自動検索して、根切りを入力します。
「根切」メニューから「根切り(部材指定)」を選びます。
- 対象の基礎、地下構築物をクリックします。
- 「根切り(部材指定)」ダイアログで作成する根切りの工法、寸法を設定します。
根切り底レベル自動検索 この項目がONのとき、指定した基礎、地下構築物の地中深さ、捨てコンクリート、砕石を計算して根切り底レベルを自動設定します。 根切底レベル 任意の底レベルを指定するには、「根切り底レベル自動検索」をOFFにして、この項目に底レベルを入力します。 - 「OK」をクリックします。

深さの異なる根切りを入力するA736350_ngr_sec03
段差のある根切り底を入力するには、対象の根切りに底根切りを入力します。
メモ
- 入力されている根切りに深さの異なる根切りを入力すると、積算で数量が重複します。入力されている根切りに深さの異なる根切りを入力するには、この操作で床根切りを入力します。
「根切」メニューから「底根切り入力」を選びます。
- 対象の根切りをクリックします。
- 「底根切り入力」ダイアログで根切り底を根切りする工法、寸法を設定します。
- 「OK」をクリックします。
- 底根切りを入力します。(入力方法:矩形)