プログラム名 | 外皮性能計算 | Ver. | Ver.7 | ID | Q561130 | 更新日 | 2021/06/21 |
Q:選択している建具仕様の平均熱貫流率と実質熱貫流率が食い違っている場合の原因と対処方法を教えてください。
A:熱的境界(建具)に熱抵抗部材が設定されていると、抵抗値が発生するため実質熱貫流率が変わります。「付属部材の熱抵抗」が「なし」か「シャッター若しくは雨戸」などになっているかを確認してください。
付属部材を「なし」にすると、実質熱貫流率には付属なしの熱貫流率が採用されます。
「付属部材の熱抵抗」の初期値については、以下のFAQをご確認ください。
「Q:シャッターや雨戸付きの建具において、付属部材により熱貫流率を補正して計算する方法を教えてください。」
建具仕様(2020/04~)を利用する場合(ATZERO仕様)
建具1~4(2020/04~)の仕様を利用している場合は、「付属部材の熱抵抗」によって採用される熱貫流率が異なります。
建具仕様(~2022/03)を利用する場合(ATZERO仕様)
建具1~4(~2022/03)の仕様を利用している場合は、付属部材によって定められている熱抵抗値で開口部の熱貫流率が補正されます。
※ 建具1~4(~2022/03)の仕様は、エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.2.8 を使用する場合に限り、2022年3月までの利用となりますので、確認の上ご利用ください。
メーカーサッシを利用する場合(3Dカタログ仕様)
メーカーサッシ(仕様値)において付属部材の熱貫流率に値が設定されていない場合、付属部材によって定められている熱抵抗値で開口部の熱貫流率が補正されます。
メーカーサッシ(仕様値、試験値等)において付属部材の熱貫流率に値が設定されている場合、「付属部材の熱抵抗」によって採用される熱貫流率が異なります。