プログラム名 日影・天空図 Ver. Ver.7 ID Q540235 更新日 2021/06/21

Q:庇部分の日影天空用建物が自動作成されないときの対処方法を教えてください。

A:屋根伏図で入力されている庇部分の日影天空用建物は自動作成されません。
庇部分の日影天空用建物を手入力するか、屋根伏図にて庇を屋根データで再入力して日影天空用建物を自動配置してから天空率を検討してください。

庇部分の日影天空用建物を手入力する場合

屋根伏図の庇はそのままで、日影・天空図で庇部分の日影天空用建物だけを追加する方法です。屋根伏図を変更する手間がありません。

  1. 「建物」メニューから「建物区画」の「日影天空用建物(勾配有り)」を選びます。
  2. ダイアログの「高さ一括」をOFFにして、「上端高1」「上端高2」「上端高3」に屋根の3点の高さを設定します。
  3. 日影天空用建物の範囲を指定します(入力方法:矩形入力)。
  4. 続けて、「上端高1」「上端高2」「上端高3」となる位置を順にクリックします。
    ※ ここでは、あらかじめ補助点を入力しています。

メモ

  • 中空部分を作成して天空率を検討したい場合は、ダイアログの「下端高有効」をONにして屋根(庇部分)の下端高を設定してから、日影天空用建物を入力してください。

 

庇を屋根データで再入力する場合

屋根伏図で庇を屋根データに入力しなおしてから、日影天空用建物を再配置する方法です。

  1. 屋根伏図を開いて、庇を削除します。
  2. 「屋根」メニューから「屋根」を選びます。
  3. 屋根を手入力します。
  4. 必要に応じて、屋根の属性変更ダイアログで軒先形状、軒天形状、軒先厚などを変更します。
  5. 日影・天空図を開いて、「建物」メニューから「建物区画」の「日影天空用建物(自動配置)」を選びます。
  6. ダイアログで条件を設定して、「OK」をクリックします。
  7. すでにデータが配置されている場合は、削除の確認画面が開きます。「はい」をクリックします。
    ※「屋根伏図のみを対象」がONの場合、屋根(庇部分)の日影天空用建物の下端はGL±0㎜となります。

メモ

  • 中空部分を作成して天空率を検討したい場合は、「属性変更」で屋根(庇部分)の日影天空用建物の下端高を変更してください。