プログラム名 | 日影・天空図 | Ver. | Ver.5 | ID | Q540315 | 更新日 | 2018/12/20 |
Q:敷地が途中で屈曲している場合に、「JCBA方式」の考え方で天空率を検討する方法を教えてください。
A:敷地の一番外側の端点位置まで算出点をオフセット配置し、適合建物を屈曲ポイントより奥の領域まで変形します。
※ 天空率の解釈は、地域の特定行政庁・申請機関で異なる場合があります。必ず事前に地域の特定行政庁・申請機関に確認してください。

操作方法
- 「設定」をクリックします。
- 「専用初期設定:天空率-共通」で「道路斜線」の「出隅処理タイプ」を「沿線」に設定し、「OK」をクリックします。
- 「線分」メニューから「垂線」を選んで、敷地の一番外側の端点から道路に垂線(補助線)を引きます。
- 「情報」メニューから「点間計測」を選んで、垂線と道路の交点から敷地境界までの距離を計測します。これが、オフセットの値になります。
- 「天空」メニューから「天空率算出点配置」を選びます。
- 敷地、道路境界線を順にクリックして、算出点を配置します。
このとき、「オフセット」の「始点」(または「終点」)に、計測した距離を入力します。 - 「天空」メニューから「斜線適合建物確認」を選んで、適合建物を確認します。
屈曲ポイントより奥の適合建物が作成されていないので、編集が必要になります。 - 適合建物を選択します。
- 「変形」メニューから「領域+・-」を選んで、適合建物の領域をプラスします。
- 「天空」メニューから「斜線適合建物確認」を選んで、適合建物を確認します。