プログラム名 | 日影・天空図 | Ver. | Ver.7 | ID | Q540330 | 更新日 | 2021/06/21 |
Q:入隅道路・行き止まり道路で隅切りがない場合に、「東京方式」の考え方で天空率を検討する方法を教えてください。
A:道路境界線の入隅部分における「内角1/2+窓」の考え方は主に東京方式で採用されており、入隅の内角の1/2にあり、かつ算出点から道路境界線(以下、「窓」という)を通して見た範囲にあるものを斜線適合建物とします。各算出点から「窓」を通して見える範囲が異なるため、算出点ごとに異なった形状の適合建物になります。

操作方法
- 「設定」をクリックします。
- 「専用初期設定:天空率-共通」で「道路斜線」の「入隅処理タイプ」を「内角1/2+窓」に設定し、「OK」をクリックします。
- 「敷地」メニューから「敷地境界線」の「個別設定」を選びます。
- 道路境界線の「道路幅」が正しく設定されていることを確認します。
- 「天空」メニューから「天空率算出点配置」を選びます。
- 敷地、道路境界線を順にクリックして、算出点を配置します。
- 同様に、他の道路境界線にも算出点を配置します。
- 「天空」メニューから「斜線適合建物確認」を選んで、適合建物を確認します。
メモ
- 特定行政庁・申請機関によっては、適合建物を行き止まり部分まで含む場合があります。事前に、地域の特定行政庁・申請機関に確認してください。
このような場合は、「変形」メニューの「領域+・-」を使って、該当する適合建物の領域だけをプラスします。