プログラム名 | 日影・天空図 | Ver. | Ver.7 | ID | Q540350 | 更新日 | 2021/06/21 |
Q:敷地に接している行き止まり道路の場合に、「東京方式」の考え方で天空率を検討する方法を教えてください。
A:「内角1/2+窓」の考え方の場合、行き止まり道路で算出点を配置すると、道路境界線(以下、「窓」という)を通して見える適合建物が作成されません。敷地を一旦変形して入隅とすることで、「窓」を通して見える適合建物を作成し、その後敷地の形状を元に戻します。

操作方法
- 「設定」をクリックします。
- 「専用初期設定:斜線タイプ-斜線」で「敷地辺属性」の「敷地境界線属性を自動設定」がONになっていることを確認します。
- 「専用初期設定:天空率-共通」で「道路斜線」の「入隅処理タイプ」を「内角1/2+窓」に設定し、「OK」をクリックします。
- 「変形」メニューから「領域変形」を選んで、敷地の形状を変形します。
- 「天空」メニューから「天空率算出点配置」を選びます。
- 敷地、道路境界線を順にクリックして、算出点を配置します。
敷地を変形して入隅としたことで、入隅の内角の1/2にあり「窓」を通して見える適合建物が作成されます。 - 「変形」メニューから「領域変形」を選んで、敷地の形状を元に戻します。
- 「天空」メニューから「斜線適合建物確認」を選んで、適合建物を確認します。