プログラム名 | 日影・天空図 | Ver. | Ver.4 | ID | Q540375 | 更新日 | 2017/12/22 |
Q:道路の屈曲が入隅になっている場合の天空率の検討方法を教えてください。
A:入隅形状に屈曲した道路をまとめて扱う場合は、算出点を配置するときに「入隅道路をまとめて扱う」をONにします。
※ 天空率の解釈は、地域の特定行政庁・申請機関で異なる場合があります。必ず事前に地域の特定行政庁・申請機関に確認してください。

操作方法
- 「設定」をクリックします。
- 「専用初期設定:天空率-共通」で「道路斜線」の「入隅処理タイプ」を「回り込み(境界算定)」に設定し、「OK」をクリックします。
※「窓」「内角1/2+窓」に設定していると、算出点を配置するときに入隅道路をまとめて扱えないため、「窓」「内角1/2+窓」の考え方を使用する場合も、ここでは「回り込み(境界算定)」に設定します。 - 「天空」メニューから「天空率算出点配置」を選びます。
- 敷地、道路(A)の境界線を順にクリックして、算出点を配置します。
このとき、「入隅道路をまとめて扱う」をONにします。 - 「天空」メニューから「斜線適合建物確認」を選んで、適合建物を確認します。
入隅道路をまとめて扱うことで、道路(A)と道路(B)による適合建物が回り込んで作成されます。
適合建物の回り込み部分が不要な場合
「窓」「内角1/2+窓」の考え方を使用する場合など、適合建物の回り込み部分が不要な場合は、次のように編集します。
- 「線分」メニューから「分割線」を選んで、道路境界線2辺の角度を等分割した補助線を引きます。
- 回り込み部分の適合建物を選択して、ポップアップメニューから「削除」を選びます。
- トラッカーを使って、補助線の位置まで適合建物を変形します。
- 「天空」メニューから「斜線適合建物確認」を選んで、適合建物を確認します。