プログラム名 | 木造構造計算 | Ver. | Ver.3 | ID | Q630175 | 更新日 | 2016/09/07 |
Q:太陽光パネルの荷重を考慮して構造計算を行う方法を教えてください。
A:太陽光パネルの荷重を考慮する場合、以下の設定が必要になります。
・「初期設定:固定荷重」の「屋根一般」または「屋根一般1」に太陽光パネルの荷重を追加
・「鉛直荷重(屋根形状)」ダイアログにて使用する固定荷重を指定
※ 次のように太陽光パネルが載る屋根と、パネルが載らない屋根がある場合、2種類の屋根荷重が必要になります。

屋根の固定荷重を変更する
ここでは、太陽光パネルが載らない屋根の固定荷重には「屋根一般」を使用し、太陽光パネルが載る屋根の固定荷重に「屋根一般1」を使用します。
- 「設定」メニューから「初期設定」を選びます。
- 「初期設定:固定荷重」で「屋根一般」を選び、太陽光パネルが載らない屋根の固定荷重を確認します。
※「屋根一般」の上2行(紫色)が「垂木の設計」「母屋の設計」で使用されます。 - 「屋根一般1」を選び、太陽光パネルが載る屋根の固定荷重を登録します。
- 「OK」をクリックします。
屋根荷重の属性を変更する
- 「鉛直荷重」をクリックして、鉛直荷重のモードに切り替えます。
- 「属性変更」をクリックします。
- 太陽光パネルが載る屋根の鉛直荷重をクリックします。
- 「鉛直荷重(屋根形状)」ダイアログの「屋根荷重」を「屋根一般1」に変更して、「OK」をクリックします。
- 太陽光パネルが載らない屋根の鉛直荷重の属性は、「屋根荷重」が「屋根一般」であることを確認します。
メモ
- 太陽光パネルが屋根の軒先に載る場合は、固定荷重「屋根軒先」にも追加が必要です。
- 屋根の固定荷重には「屋根一般」と「屋根軒先」があり、「垂木の設計」「母屋の設計」では、屋根部分の計算で「屋根一般」の荷重が、軒先部分の計算で「屋根軒先」の荷重が使用されます。