プログラム名 | 木造構造計算 | Ver. | Ver.3 | ID | Q630265 | 更新日 | 2017/03/13 |
Q:大きな吹抜に接する耐風梁の風圧力に対する断面検定が省略される条件について教えてください。
A:耐風梁の風圧力に対する断面検定は、省略条件を考慮していません。省略条件にあてはまる場合も、耐風梁の断面検定をしています。
対象となる耐風梁が省略条件にあてはまる場合は、梁の属性ダイアログで「部位」を「耐風梁」から他の設定に変更します。

梁の属性の部位が「耐風梁」の場合

梁の属性の部位が「その他の梁」の場合

メモ
- 吹抜に接する耐風梁の風圧力に対する断面検定の省略が適用されるのは、以下の4つの条件をすべて満たしている場合になります。
1.地表面粗度区分Ⅲ、Ⅳの地域内で基準風速が36m/S以下であること
2.耐風梁の断面寸法が105mm✕180mm以上であること
3.吹抜となっている階の階高がそれぞれ3000mm以下、かつ、吹抜の外周に接する長さ(耐風梁のスパン)が3200mm以下であること
4.吹抜の外周に接する部分に耐風梁の継手が無いこと