プログラム名 | V-style | Ver. | Ver.2 | ID | Q854120 | 更新日 | 2021/10/20 |
Q:V-styleで、室内が明るくなりすぎる場合の注意点を教えてください。
A:照明などの部品光源を抑えて、外光を利用してパースを仕上げます。

明るさのポイント
明るさは建物の陰影に大きく関わります。例えば内観の場合、部品の光源が強すぎると、部屋の中の明るさが均一になり陰影がぼやけ平坦なイメージになります。
V-styleの特徴のひとつに、「室内への光の回り込みの良さ」があります。この特徴を利用し、外光だけでもとても空気感のあるパースに仕上げることができます。部品光源は明るさが足りない箇所や魅せたいポイントに使用するなど、あくまで補助的なものとして使用するのがよいでしょう。
調整方法の例
- 「ライティング」ボタンをクリックしてライティングパネルを開き、部品光をすべてOFFにします。
- 「レンダリング設定」ボタンをクリックしてレンダリング設定パネルを開き、シーンタイプが「内観」であることを確認します。
- 「背景・太陽位置」ボタンをクリックして背景・太陽位置パネルを開きます。
「選択」ボタンをクリックして、背景を選択します。ここでは、「HDRI」を選択します。 - 背景が「HDRI」または「パノラマ」の場合は、背景・太陽位置パネルの「強さ」で明るさを調整します。
HDRIは背景に光源の情報を持っているため、背景が明るくなれば外光も明るくなります。レンダリングをしながら調整し、白飛びしない程度に「強さ」を設定しましょう。 - ライティングパネルを開き、明るさが足りない部分だけ部品光をONにしましょう。
「平面表示」をONにすると、部品光の位置が平面図上で確認できるので、どの部品光が選択されているかわかりやすくなります。