リンクモデル確認
現在開いているモデルデータとリンク状態にあるモデルやシートファイルを確認します。
リンクモデルを確認するM050123_lnk_sec01
- 「プロジェクト」メニューから「リンクモデル確認」を選びます。
作業モデルとリンク関係にあるファイルがツリー状に一覧表示されます。 - ツリーからファイルを選択すると画面下部にデータが表示され、その内容を確認できます。
メモ
- 「リンクモデル確認」ダイアログでは、次の機能を実行できます。
コマンド | 内容 |
「開く」 | 指定したファイルを開きます。ツリーからダブルクリックしたときと同じです。 |
「リンク修復」 | 指定したシートファイルとのリンク関係を修復します。 (詳しくは、「リンクを修復するには」を参照) |
「リンク切断」 | 指定したファイルとのリンク関係を切ります。 (詳しくは、「リンクを切断するには」を参照) |
「参照取り込み」 | 指定した参照モデルを作業中のモデルデータに取り込みます。取り込みにより、参照していたオブジェクトの編集が可能になります。ただし、取り込み後はリンク状態に戻せません。 (詳しくは、「参照データを取り込む」を参照) ※参照モデルを選択している場合に有効です。 |
「用紙取り込み」 | 指定したファイルから「図面」タブへ用紙をコピーします。 (詳しくは、「リンクファイルから用紙を取り込むには」を参照) ※リンクしているモデルの「図面データ」、またはシートファイルを選択している場合に有効です。 |
リンクモデルとはM050123_lnk_sec02
リンクモデルとは作業中のモデルデータとリンク関係にあるモデルデータまたはシートデータです。
リンクが有効な間は、データに変更があった場合、その内容を反映させることができます。
リンクモデルには次の4種類があります。
リンクモデル | 内容 | |
分散モデル | 「建物分散」メニューの「分散モデル作成(階分散)」や「分散モデル作成(区画分散)」で作成された区画もしくは階単位のモデルデータ。 分散先のモデルデータに加筆修正があった場合、「分散モデル整合連動」によりその内容を分散元のモデルデータへ反映させます。 |
|
分岐モデル | 「建物分岐」メニューの「分岐モデル作成」で保存されたモデルデータ。 どちらか一方に加筆修正があった場合、「分岐モデル整合連動」によりその内容を他方へ反映させます。 |
|
参照モデル | 「外部参照」メニューの「外部参照(全棟)」もしくは「外部参照(区画)」で参照用として配置した外部データ。 外部データに加筆修正があった場合、「参照モデル更新」によりその内容を作業中のデータに反映できます。 |
|
図面ファイル | 「GLOOBEシート」メニューの「シート新規作成」で作成された図面データ。 モデルデータに加筆修正があった場合、「GLOOBEシート」メニューの「シート更新」によりその内容を図面データに反映できます。 |
リンクを修復するにはM050123_lnk_sec04
エクスプローラー等でリンクモデルの移動やファイル名の変更を行った場合、リンク切れのマークが表示されます。リンク関係を修復するときは、次のように操作します。
- リンクを修復したいデータを選択して、「リンク修復」をクリックします。
- リンク先のファイルを選択して、「開く」をクリックします。
- 確認画面で「はい」を選びます。
- 確認画面で「OK」をクリックします。
メモ
- 親子関係のないファイルは、リンク修復で再設定できません。
- マスタモデル(親)の名称変更などを行った場合、リンク先(子)側からは次のようにリンクを修復できます。
分散モデル 分岐モデル |
リンク先モデル(子)で「リンクモデル確認」を実行し、リンク修復の確認画面で「はい」をクリックします。 |
シートファイル | マスタモデル表示部分の「修復」をクリックします。 |
リンクを切断するにはM050123_lnk_sec03
リンクが不要になった場合は、リンクを無効にしたいデータを選択して、「リンク切断」をクリックします。
リンクを切断すると以下のようになります。
リンクモデル | 内容 |
分散モデル 分岐モデル 図面ファイル |
リンク情報がなくなり、データの整合がとれません。 |
参照モデル | リンク情報がなくなり、参照用として配置していた外部データが削除されます。 リンク切断により削除された外部データは元に戻せません。 |