領域チェック
重複点やねじれなど、不正な領域を持つオブジェクトをチェックします。
不正な領域とは次の5種を指し、領域の輪郭についてチェックします(穴あき領域の穴はチェック対象外)。
微小辺 | 長さが0(重複点)または微小な辺がある。 |
ねじれ | 自己交差(ねじれ、折り返し)がある。 |
領域なし | 頂点が1つもない領域になっている。 |
点領域 | 領域がほとんど見えないくらい小さい。 |
線領域 | 領域の幅が狭すぎて線状に見える。 |
不正な領域を確認するM210479_ryo_sec01
- 「データチェック」メニューから「領域チェック」を選びます。
全階の領域オブジェクトをチェックして、結果が表示されます。 - 「不正原因」を確認して、自動処理を行う行を選択します(複数選択可能)。
- 「正規化」をクリックします。
「正規化」によって、不正な領域に対して次の処理が行われます。微小辺 重なっている頂点を消す。 ねじれ そのまま何もしない。 領域なし 領域を削除する。 点領域 線領域 - 一覧をクリックすると指定した部分がビュー内に大きく表示され、NGの箇所を確認できます。
- パネルから編集コマンドを選択して、NGの箇所を修正します。
- 「再チェック」をクリックして、エラーの箇所が減ったことを確認します。
- エラーの箇所がなくなるまで、手順2~6を繰り返します。
メモ
- 敷地境界・地盤、延焼みなし境界線、建物緑化は、「正規化」の対象外です。
- 道路・舗装・緑地は「正規化」によって高さが初期化されるため、確認画面が表示されます。
- 「領域チェック」パネルを開いたまま、NGの箇所を編集できます。
このとき、「ピン」をクリックして外した状態にしておくと、パネルが一時的に最小化されて必要なときだけ自動で開くようになります。
(詳しくは、「パネルを一時的に最小化するには」を参照)