平面表現平面表現リセット
平面ビュー、平面図で使用する汎用オブジェクトの平面表現を描きます。
立体モデルを作成すると、そのまま稜線が平面表現となるため、任意の平面表現を描きたい場合に使用します。
平面表現を描くM630710_hmn_sec01
- 「平面表現」をクリックします。
- 入力モードを「多角円形」に変更します。
(の操作については、「入力モード」を参照) - プロパティの「Color2D」で平面表現の色、「線種」で枠線の線種を設定します。
- 平面表現の領域を入力します。
- 入力モードを「連続線(円弧可)」の「線分」に変更します。
- プロパティの「線種」を設定して、平面表現の線分を入力します。
メモ
- 「1点方向」を使用すると、パラメトリック形状(形状の種類はシステム固定)を配置できます。配置方法は、「1点+向き」の1点と方向指定、「矩形」の領域指定の2つがあります。
パラメトリック形状は、次のように変更できます。 - 「要素参照」を使用すると、モデルの線分や下図などを参照して、平面表現の線分を入力できます。
(操作については、「線分を参照して壁を描くには」を参照) - 領域を持つ平面表現は「クリップ領域」をONに設定しておくと、壁やスラブなどのオブジェクトに重ねて汎用オブジェクトを配置したときに、クリップ領域でくり貫いて描画できます。
- 平面表現の数が1000を超えている場合は、汎用オブジェクトの作成・編集画面を閉じる際にクリップ領域を作成するかどうかの確認画面が表示されます。
- 汎用オブジェクトのプロパティ「高・描画」タブの「実装種別」によって、平面ビューで表示される線種が異なります。
なお、図面・GLOOBEシートでも「実装」を登録したときの線種で作図する場合は、作図表現(部材表現)の「他一般」タブで「モデル・部品で入力した線種で作図する」をONにします。OFFの場合は、作図条件の「レイヤ・ペン」で設定した線種で作図します。実装 「平面表現」で設定した線種で表示します。 想定 すべての線種を点線で表示します。
詳細表現用の平面表現を描くにはM630710_hmn_sec02
簡略・標準と詳細表現で平面表現を使い分けることができます。
常に描画したい場合は「平面表現」で入力し、詳細表現のときのみ描画したい場合は「詳細2D」のコマンドを使用します。
- 配置した汎用オブジェクトを選択し、プロパティの「編集」をクリックします。
- 「詳細2D」のコマンドを使用して線分などを入力します。
メモ
- 「詳細2D」のコマンドで入力した2D要素は、作図表現(他一般)の「平面表現 詳細2D(汎用オブジェクト)」の「作図する」がONのときに詳細表現で描画されます。
- 「詳細2D」のコマンドで「レイヤ」を「補助」にして入力したデータは、「汎用オブジェクト-編集」ウィンドウを閉じると破棄されます。
- 汎用オブジェクトのプロパティ「高・描画」タブの「実装種別」に関わらず、「詳細2D」のコマンドで入力した2D要素は設定した線種で描画されます。
平面表現を削除するM630710_hmn_sec03
「平面表現」で入力した表現を削除して、立体データから平面表現を再作成します。
- 「平面表現リセット」をクリックします。
- 確認画面で「はい」をクリックします。
メモ
- 「立体文字」の平面表現を作図したい場合は、「平面表現リセット」を実行してください。