共通初期設定:パースモニタ-その他
パースモニタの作成と終了時の初期値を設定します。
パースモニタ終了時に保存の確認を行うにはA151090_cpe_sec01
立体データに対して更新があった場合に、パースモニタ終了時に立体データの保存を確認する場合は、「パースモニタ終了時に保存確認」をONにします。
ONの場合 | 立体データに更新があると、保存の確認画面が表示されます。保存する場合は「はい」を、保存しない場合は「いいえ」をクリックします。 |
OFFの場合 | 立体データに更新があっても保存の確認画面は表示されませんので注意してください。 |
メモ
- 次のデータ更新があった場合のみ保存確認のメッセージが表示されます。
・ アニメーションを作成する際の道データが変更された場合
・ 部材データが追加、削除された場合
・ 拡張画面のユーザーカメラに変更があった場合
・ 立体データの再作成を行った場合
※ 拡張画面の光源やデータ表示の切り替えに変更があっても、データ更新とは判断されません。 - 次回、保存されているパースモニタを開くには、「パース」メニューの「既存データ読込」で読み込ます。
パースモニタ作成時に建材のリンク切れをチェックするにはA151090_cpe_sec02
パースモニタ作成時に、図面に入力されている素材、部品、建具が、お使いのArchi
Master、3Dカタログのマスタに登録されているかをチェックするには、「パース作成時に建材マスタリンク切れチェック」をONにします。
他のマシンで作成した図面を取り込んだ場合や古い図面を読み込んだ場合、入力されている素材、部品、建具が登録されていない場合があります。登録されていない建材が存在すると、パースで正常に立体が表示されなかったりします。
メモ
- ONの場合、パースモニタを作成するたびにチェックされるため、OFFにしておき、パースモニタの「編集」メニューの「建材マスタリンク切れチェック」でチェックすることができます。
視点移動時にアニメーション表示するにはA151090_cpe_sec03
マウスではなく、カメラなどを使ってパースモニタで視点を変更するとき、移動先の視点までをアニメーションで表示させたい場合は、「視点移動アニメーション有効」をONにします。
OFFの場合、移動先の視点を指定すると、すぐに視点が切り替わります。
メモ
- 以下の視点移動でアニメーション表示します。
・ 拡張画面の「カメラ」タブにある「システム」「ユーザー」のカメラ
・ 平面図や配置図での「パース」メニューの「視点変更」
部品・建具の分割数を変更するにはA151090_cpe_sec04
「部品・建具の分割数」で、3Dカタログの部品・建具、Archi Masterの部品・建具(対象は立体建具のみ)の立体データの円、曲面の分割数を変更します。より精密に立体データを描画するには、分割数を増やします。
軽い | 立体データは軽くなるため、立体の描画、レンダリングの処理は速くなりますが、曲面の分割数が少ないため、綺麗な表現となりません。 |
精密 | 立体は精密に描画されますが、データが重くなるため、立体の描画、レンダリングの処理が遅くなります。 |
メモ
- パースモニタ・パーススタジオ作成後は、「編集」メニューの「分割数設定」で個別に分割数を変更できます。
- 立体データに曲面(分割数設定)が無い場合は、分割数を変更しても形状は変化しません。
パースモニタ起動時のコマンドを変更するにはA151090_cpe_sec05
「パースモニタ起動」では、平面図などで「パースモニタ」をクリックしたときの動作を変更します。
全範囲で開く | 「パース」メニューの「全範囲で開く」を実行する場合、ONにします。「パース」をクリックすると、パースモニタが開きます。 常に入力されているデータ全ての立体データを作成したい場合に使用します。 |
条件を設定して開く | 「パース」メニューの「条件を設定して開く」を実行する場合、ONにします。「パース」をクリックすると、ダイアログが開きます。 マンションのように入力されているデータが多いため、毎回全てのデータの立体を作成するのは手間という場合は、「条件を設定して開く」をONにして条件、または作成範囲を指定するようにします。 |
モニタ上に描画する寸法線の設定についてA151090_cpe_sec06
「3D寸法」では、パースモニタおよびパーススタジオで「情報」メニューの「3D面間計測」「3D線間計測」「3D点間計測」で寸法線登録した場合に表示される寸法線の初期値を設定します。
メモ
- 単位、丸め、セパレータ処理は「物件初期設定:単位」にある「寸法表記」の設定が影響します。