建具性能記号/建具性能表
建具表、防犯開口チェック、建具属性(または外皮性能計算)からデータを取得して、外部建具の建具性能記号(建具記号、侵入可能開口区分、日射遮蔽措置)を配置します。
また、外部建具の性能表を作成します。なお、ドーマ、トップライトの建具性能表は立面図で作成します。
建具性能記号を配置するA211120_sts_sec01
- 「性能」メニューから「建具性能」の「建具性能記号」を選びます。
- 記号を作成する建具をクリックします。
複数建具の記号を同時に作成する場合は、建具を囲むように範囲を指定します。 - 「建具性能記号」ダイアログの「表示項目」で、配置する項目をONにします。
例えば、建具記号と侵入可能開口区分のみを配置したい場合は、「建具記号」「侵入可能開口区分」のみをONにします。建具記号 建具表から建具記号を取得して配置する場合は、ONにします。
建具表の記号のほかに、「方位-1」が表示されます。配置図(1面)に入力されている方位マークによって決まります。配置図(1面)に方位マークがないときは平面図の方位マークが考慮され、平面図に方位マークがないときは画面の真上が北になります。侵入可能開口区分 「性能」メニューの「性能チェック」にある「防犯開口」を実行しておく必要があります。
防犯開口チェックから建具の侵入可能開口区分を取得する場合は、ONにします。日射遮蔽措置 建具の日射遮蔽措置を配置する場合は、ONにします。
取得先は、「専用初期設定:申請-建具性能表」の「項目設定2」タブにある「日射遮蔽措置」で設定します。 - 「OK」をクリックします。
建具に対して記号が配置されます。
メモ
- 記号の描画方向は、「専用初期設定:申請-建具性能表」の「配置条件」タブにある「記号表記」の「方向」で設定します。
- 表の文字のフォントは、「共通初期設定:フォント」の「一般文字」の設定が連動します。
- 建具性能記号をまとめて削除するには、建具性能記号は専用データ「建具記号文字」として扱われるため、「属性別種別」で「建具記号文字」だけを選択してから削除できます。
建具性能表を作成するA211120_sts_sec02
建具性能表の配置条件、項目内容の初期値、作成項目やレイアウトなどは、「専用初期設定:申請-建具性能表」の「配置条件」「項目設定1」「項目設定2」「作表」タブで設定します。
- 「性能」メニューから「建具性能」の「建具性能表」を選びます。
- 性能表を作成する建具を囲むように範囲を指定します。
- 「建具性能表」ダイアログの「建具一覧」で各建具をクリックして、「項目」で内容を確認・変更します。
- 「OK」をクリックします。
- 表の配置位置(左上)をクリックします。
メモ
- 文字のフォント、スタイルは、「共通初期設定:フォント」の「表・項目」「表・文字」の設定が連動します。
- 文字の縦横比、字間は、「物件初期設定:CAD関連-文字・ハッチング」の「一般文字」の設定が連動します。
- 「建具性能表」ダイアログの項目の内容を変更しても、建具属性や他プログラム(建具表や外皮性能計算など)には反映されません。あくまでも建具性能表のみの変更となります。
- 「侵入可能開口区分」は、「性能」メニューの「性能チェック」にある「防犯開口」を実行しておく必要があります。
- 建具性能表は、立面図の「性能」メニューの「建具性能表」でも作成できます。
建具性能記号・建具性能表の作成に必要なデータA211120_sts_sec03
建具性能記号の作成
建具表、外皮性能計算(※)のデータを作成している必要があります。
作成していない場合は、次の確認画面が開きます。データを取得できない項目があるので注意してください。
メモ
- ※「専用初期設定:申請-建具性能表」の「項目設定2」タブにある「日射遮蔽措置」で「外皮性能計算」を選択している場合は、外皮性能計算のデータが必要です。
建具性能表の作成
法規LVS、建具表、外皮性能計算(※)のデータを作成している必要があります。
作成していない場合は、次の確認画面が開きます。データを取得できない項目があるので注意してください。
メモ
- ※「専用初期設定:申請-建具性能表」の「項目設定2」タブにある「日射遮蔽措置」「日射熱取得率」「熱貫流率」で「外皮性能計算」を選択している場合は、外皮性能計算のデータが必要です。