専用初期設定:自動配置条件
自動配置する熱的境界データや、小屋裏の断熱方法について設定します。
【「専用初期設定:高さ」の「階間部を別仕様で計算」「土台」 がOFFの場合】 |
【「階間部を別仕様で計算」 がONの場合】 |
【「土台」がONの場合】 |
自動配置する熱的境界を変更するにはA560200_sjd_sec01
「自動配置」を実行したときに配置する熱的境界にチェックを付けます。
メモ
- 物件の主構造が「RC」「S」「SRC」の場合、「軒桁」「胴差」「土台」の項目は表示されません。
- 「専用初期設定:高さ」の「階間部を別仕様で計算」「土台」がOFFの場合、「軒桁」「胴差」「土台」の項目は表示されません。
- 「基礎」の下に、現在設定されている床下の断熱工法が表示されます。床下の断熱工法は、「専用初期設定:床・基礎」で設定します。
小屋裏の断熱方法を変更するにはA560200_sjd_sec02
小屋裏の断熱方法を「天井断熱」「屋根断熱」から選びます。選択した方法によって、配置される熱的境界データが異なります。
屋根断熱 | 「専用初期設定:屋根・天井」の「■屋根仕様」で設定されている屋根の熱的境界データを配置します。 | |
高さ | 屋根の断熱材の下端が垂木より下がる場合、垂木下端から断熱材下端までの距離を設定します。 「垂木下端より下」を選択した場合、熱的境界(壁)の高さが変わります。 |
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天井断熱 | 「専用初期設定:屋根・天井」の「■天井仕様」で設定されている天井の熱的境界データを配置します。 |
メモ
- バルコニー下部には、「専用初期設定:屋根・天井」の「■バルコニー仕様」で指定されている断熱方法で熱的境界データが配置されます。
同一条件・仕様の天井・床の熱的境界データをまとめるにはA560200_sjd_sec04
「自動配置」で、部屋ごとに熱的境界を配置して面積の根拠を出したいときなどは、「部屋毎に登録」の「天井」「床」をONにします。
同一条件・仕様の熱的境界(天井)、熱的境界(床)をまとめたいときは、「天井」「床」をOFFにします。
メモ
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同一条件とは、自動配置時に「外皮面積のみ計上」がOFFになる熱的境界(床)を指します。
同一仕様で、かつ「外皮面積のみ計上」の設定が同じ熱的境界がまとめられます。 - 「多角形領域を分割して面積計算」がONの場合、熱的境界がまとめられて多角円形領域となる場合、「U値シミュレート」「η値シミュレート」で面積の根拠となる計算式が出せるように領域が分割されます。
多角円形領域のまま配置したいときは、「多角形領域を分割して面積計算」をOFFにします。
冷房期の平均日射熱取得率基準値の年度が表示されている場合A560200_sjd_sec05
「8地域」「平成25年基準」の設定で作成した物件データを最新バージョンのプログラムで読み込んだ場合に表示されます。
「令和2年基準」に変更すると、平均日射熱取得率基準年度の表記はなくなります。