ドラフタ

ドラフタ項目ダイアログで「OK」を実行するとドラフタ機能が有効になり、操作中のグリッドのX・Y軸(グリッド傾きに沿う)を基準に、ドラフタ設定した内容で十字カーソルの操作する方向が固定されます。

また、ドラフタ機能はスペースキーに割り当て(出荷標準)られているため、CAD操作中にスペースキーを押す(ドラフタ切替)毎に「フリー」→「水平・垂直」→「X・Y軸方向(グリッド傾きに沿う)」へ固定させることができます。

解除するときは、Escキー押下、または右クリックして表示されるポップアップメニューの「キャンセル」を実行します。

メモ

  • 「ドラフタ設定」ダイアログで固定内容を設定し、スペースキーで固定・解除を切り替えるのが便利な使い方です。
  • 「水平・垂直」の固定は、スペースキー押下のみの固定内容です。
  • ツールバー「メッセージ」「ドラフタ」をクリックしても同様に起動します。

ドラフタの角度を設定する

「設定」メニューから「ドラフタ」を選び、固定する方向の角度を設定します。

方向 CAD操作中の十字カーソルの動きを固定化する基準軸を選択します。
XY X軸とY軸を基準とします。「角度」「分割数」がX軸およびY軸に有効です。

X X軸のみを基準とします。「角度」がX軸に対して有効です。

Y Y軸のみを基準とします。「角度」がY軸に対して有効です。
分割数 「方向」を「XY」に設定した場合、ドラフタ機能の発動時に十字カーソルの動きを「分割数/90度」に固定化します。
例えば、分割数を「3」に設定した場合、直線入力時には2点目の方向が30度→60度→90度→120度・・と30度毎に固定化された方向のみに入力することができます。

※「方向」が「XY」のみに有効です。
角度 X軸・Y軸(標準グリッドもしくは斜交グリッド)より、開始基準の角度を設定します。
仮に、標準グリッド(水平・鉛直に90度交差のグリッド)に対して「20度」と設定した場合、例えば「分割数」の開始基準がX軸より20度傾いたラインになります。
リセット 方向「XY」、分割数「1」、角度「0」の設定に戻します。