樹木マスタ
樹木マスタでは、配置図の「植栽」メニューの「樹木」で入力する樹木を登録します。
樹木マスタは、以下の3つのマスタで構成されていて、樹木マスタは樹木平面マスタ、樹木立面マスタに登録されたものの中から選択して作成します。
樹木マスタ | 識別名、樹木の高さ、平面表現(樹木平面表現マスタで登録) 、立面表現(樹木立面表現マスタで登録)、パースモニタでの立体表現、積算情報を設定します。 |
樹木平面マスタ | 樹木の平面表現を作成します。配置図では、この表現で作図されます。 |
樹木立面マスタ | 樹木の立面表現を作成します。立面図では、この表現で作図されます。 |
マスタの保存先 | 保存先フォルダは、「物件初期設定:マスタ環境-共通マスタフォルダ」の「部品/設備他」タブにある「樹木」で設定します。 |
メモ
- 「処理選択」ダイアログの「マスタ専用」タブから開きます。
樹木マスタを登録するA180200_jmk_sec01
既存のものを複写して編集する
既存の樹木で高さの異なるものを登録する方法を解説します。
- 「処理選択」ダイアログの「マスタ専用」タブをクリックして「その他1」を選びます。
- 「樹木」をクリックします。
- 該当する樹木が登録されているグループ、ページを選択します。
- ここでは、複写する樹木を選び、「複写」をクリックします。
- 複写先の欄をクリックして、「選択」をクリックします。
- 複写の確認画面で「はい」をクリックします。
- 「高さ」に樹木の高さを設定します。
- 平面表現、立面表現、パースモニタでの表現を変更する場合は、「選択」をクリックして変更します。
- 「上書」をクリックして、マスタを保存します。
- 「OK」をクリックして、ダイアログを閉じます。
メモ
- 「高さ」と「直径」の比率は、「パースモニタ」の「選択」で選択する樹木ごとに設定されているため変更できません。
- パースモニタの表現(簡易部品)は、登録・削除・編集できません。
- 樹木(簡易部品)のパース表現のマスタは、Archi Masterの「その他」にある「樹木」で登録されています(編集不可)。
(○:\FcApp\ArchiMaster\Master\SimpleParts\FcSimpleParts.adb)
平面表現を登録するにはA180200_jmk_sec02
新規に登録する
- 「処理選択」ダイアログの「マスタ専用」タブをクリックして「その他1」を選びます。
- 「樹木平面」をクリックします。
- 「マスタから選択」をクリックします。
- 「樹木2Dマスタ」ダイアログで登録するグループ、ページ(タブ)を選択します。
- 登録する未登録欄をダブルクリックします。
- 汎用コマンドの「線分」や「図形」を使用して、平面表現を入力します。
- 「上書き保存」をクリックして保存します。
メモ
- Jw_cadなど汎用データを読み込むには、「ファイル」メニューの「ファイル読み込み」を使用します。
既存のものを編集して登録するには
- 「マスタから選択」をクリックします。
- 「樹木2Dマスタ」ダイアログで編集する平面表現をダブルクリックします。
- 汎用コマンドを使用して、平面表現を編集します。
- そのまま上書き保存する場合は、「上書き保存」をクリックします。
- 保存の確認画面で「はい」をクリックします。
- 「名称変更」ダイアログで名称を設定して「OK」をクリックします。
メモ
- 作業中の樹木平面表現を別の登録欄に保存するには、「ファイル」メニューの「名前を付けて登録」を使用します。「樹木2Dマスタ」ダイアログで未登録欄を指定して登録します。
立面表現を登録するにはA180200_jmk_sec03
既存のものを編集して登録する
- 「処理選択」ダイアログの「マスタ専用」タブをクリックして「その他1」を選びます。
- 「樹木立面」をクリックします。
- 「マスタから選択」をクリックします。
- 「樹木3Dマスタ」ダイアログでグループ、ページ(タブ)を選択します。
- 使用する立面表現をダブルクリックします。
- 汎用コマンドの「線分」や「図形」を使用して、立面表現を編集します。
- 「ファイル」メニューから「名前を付けて登録」を選びます。
- 編集した表現を登録する欄をダブルクリックします。
- 「名称変更」ダイアログで名称を設定して「OK」をクリックします。
- その後、編集を続けた場合は、「上書き保存」で保存します。
メモ
- Jw_cadなど汎用データを読み込むには、「ファイル」メニューの「ファイル読み込み」を使用します。
クリップ領域を入力する
外観パース、立面図などで樹木を作図するとき、樹木と重なる部分を削除するには、「クリップ領域入力」でクリップ領域を入力する必要があります。
新規に表現を作成、樹木の外形が変わった場合は、樹木の外形となる同じ領域となるように入力が必要です。なお、複数領域に分けて入力してもかまいません。
立面図などでクリップ領域(次図:点線枠)を指定した樹木は、クリップ領域内の線など削除して描画されます。
クリップ領域が入力されていないと、樹木と建物の線分が重なって作図されます。
メモ
- クリップ領域の枠線の表示/非表示は、「表示」メニューの「クリップ領域表示」で切り換えます。