建具集計マスタ
建具表で、建具を集計するための条件を設定します。
建具集計マスタの保存先フォルダは、「物件初期設定:マスタ環境-共通マスタフォルダ」の「仕上/建具」タブにある「建具集計」で設定します。
メモ
- 「処理選択」ダイアログの「マスタ専用」タブから開きます。
建具記号と同一建具とみなす条件を設定するA180500_tsm_sec01
建具記号 | 「建具区分」を選択して、建具区分をクリックします。
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有効範囲 | 同一の建具とみなす、建具幅・建具高・欄間高・枠見込の有効範囲を設定します。 | ||||
例えば、建具幅を判別するときに、同一幅とみなす範囲を、「+建具幅」にはプラスの範囲、「-建具幅」にはマイナスの範囲で設定します。 この有効範囲内のとき同一建具と判断されます。
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内外種別を判別する | 内部建具か外部建具かを判別して集計するときはONにします。OFFのときは判別しません。 | ||||
ONのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「属性」で「外部建具」「内部建具」を指定します。集計マスタを参照する場合に有効です。 | |||||
建具の取り付きを判別する | 建具の取付方法(内付け(内)、内付け(外)など)を判別して集計するときはONにします。OFFのときは判別しません。 | ||||
ONのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「属性」で「内付(内)」「内付(芯)」「内付(外)」「半外付」「外付」 を指定します。集計マスタを参照する場合に有効です。 | |||||
ドアの開き方を判別する | ドアが左に開くか、右に開くかを判別して集計するときはONにします。OFFのときは判別しません。 | ||||
ONのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「属性」で「吊元-右(R)」「吊元-左(L)」 を指定します。集計マスタを参照する場合に有効です。 | |||||
額縁の有無を判別する | 額縁の有無を判別して集計するときはONにします。OFFのときは判別しません。 | ||||
ONのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「属性」で「内額縁無」「内額縁有」「外額縁無」「外額縁有」 を指定します。集計マスタを参照する場合に有効です。 | |||||
水切りの有無を判別する | 水切りの有無を判別して集計するときはONにします。OFFのときは判別しません。 | ||||
ONのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「属性」で「水切り無」「水切り有」 を指定します。集計マスタを参照する場合に有効です。 | |||||
ガラス種類を判別する | 建具のペアガラス属性、またはガラス種類を判別して集計するときはONにします。OFFのときは判別しません。 | ||||
ONのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「属性」で「ペアガラス無」「ペアガラス有」 を指定します。集計マスタを参照する場合に有効です。 | |||||
「ペアガラス有」は、建具の属性変更ダイアログの「ペアガラス」がONの建具を指します。 | |||||
コーナー建具の角度を判別する | 建具区分で金属製の窓を選択しているとき、コーナー窓の角度を判別して集計するときはONにします。OFFのときは判別しません。 | ||||
ONのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「種別」をONにして「コーナー窓」を選択し、「基準値」の「コーナー角度」を設定します。集計マスタを参照する場合に有効です。 | |||||
選択 | 「建具区分」で選択している区分に対して、「建具集計マスタ設定」ダイアログで集計条件の詳細、記号番号などを設定します。 | ||||
上書 | 建具集計マスタの変更を保存します。 |
建具表で集計される「仕上」「ガラス」「金物」「備考1」~「備考3」
建具表の「専用初期設定:集計条件」の「集計マスタを参照する」がOFFのとき、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「No.001」の「名称情報」にある「仕上」~「備考」で作成されます。
※「建具集計マスタ設定」ダイアログは、「建具集計マスタ」ダイアログで建具区分を選び、「選択」をクリックして表示します。
メモ
- 建具表の「仕上」は、建具表の「専用初期設定:集計条件」の「仕上を色名称にする(AT建具を除く)」がONのとき、AM建具の製品情報にある「色名称」がセットされます。
- 建具表の「ガラス」は、建具表の「専用初期設定:集計条件」の「ガラスは建具属性より取得」がONのとき、建具の属性変更で設定されているガラス種類がセットされます。
建具記号の番号・副記号・名称など詳細を設定するにはA180500_tsm_sec02
「建具集計マスタ」ダイアログで詳細を設定する建具区分を選び、「選択」をクリックします。
建具表の「専用初期設定:集計条件」の「集計マスタを参照する」をONにして、建具を集計する場合、「建具集計マスタ設定」ダイアログの「No.001」~「No.300」で設定した条件で建具表が集計され、設定した記号番号、副記号、名称で作成されます。
メモ
- 「集計マスタを参照する」をOFFにして建具を集計する場合、また「集計マスタを参照する」がONでも「No.001」~「No.300」のうち一致するものがなかった場合は、各建具区分の「No.001」の「名称情報」が使用されます。建具記号の副記号も建具幅・建具高から自動割付されます。
このときの記号番号は、集計された記号番号からの連番となります。
設定項目
「No」を変更して、以下の項目を設定します。「選択」をクリックして、「建具集計マスタ選択」ダイアログの一覧からNoを変更することもできます。
種別 | 建具の種類(2枚引き違い戸、片引き戸など)を集計の条件にするときはONにして、アイコンから種別を選びます。 |
記号番号/副記号 | 建具の記号番号・副番号を設定します。半角で9文字(全角で4文字)まで入力可能です。 |
基準値 | 「建具集計マスタ」ダイアログの「有効範囲」に対する基準値を設定します。 建具幅の集計条件にする場合は、「建具幅」をONにして基準となる建具幅を設定します。 |
絵柄 | 絵柄を集計条件に設定するとき、「絵柄」をONにし、「絵柄選択」でその絵柄を選択します。 |
AM建具 | 「絵柄」がONのとき、AM建具の絵柄を設定する場合は、「AM建具」をONします。「AM建具」がOFFの場合は、AT建具(建具形状マスタ)から選びます。 |
属性 | 「建具集計マスタ」ダイアログの「属性判別」のON・OFFによって設定内容が異なります。 建具の内外種別や取付区分、ドアの開き方、額縁の有無など判別条件にしている場合、それぞれの属性を設定します。 |
名称情報 | 建具表の項目に表示する内容を設定します。
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積算情報 | 建具の積算情報を設定します。 この積算情報は、積算(数量拾い)にて、建具集計マスタの積算情報を使用して建具を集計する場合に使用します。 |