専用初期設定:仕様セット
自社仕様を各部材ごとに設定して登録します。セットをS登録しておくことで、自動配置で簡単に自社仕様の部材を配置することができます。
また、外皮平均熱貫流率(UA)と平均日射熱取得率(ηA)の計算をシミュレートするとき、仕様セットから各部材の断熱仕様を入れ替えてシミュレーションできます。
登録されている一覧からセットの初期値を設定します。
メモ
仕様セットを新規作成するにはA560174_set_sec03
- 「タイプ」をクリックして、登録する仕様セットの名称を入力します。
- 断熱仕様を登録する欄を選択してダブルクリック、もしくは「設定」をクリックします。
※ 3Dカタログ断熱仕様の確認画面が表示された場合は「OK」をクリックします。 - 「断熱仕様選択」ダイアログで、登録する断熱仕様を選択します。
- すべての部位に設定して「OK」をクリックします。
※ 他の物件でも同じ仕様セットを使用する場合は、「専用マスタ書込」でマスタに保存します。
専用マスタの読み込み・書き込みについては、「物件マスタ書込/物件マスタ読込/専用マスタ書込/専用マスタ読込」を参照してください。
メモ
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次の場合、初期値の仕様セットが登録されていないことがあります。
・ZERO Ver5 以前の物件マスタを使用している
・ZERO Ver5 以前に作成した物件データを開いている
- ZEH基準の断熱性能を仕様セットに登録するには、一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会(建産協)のWebサイトで公開している「ZEHのつくり方」「製品リスト」を参照してください。
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等級4相当の断熱性能を仕様セットに登録するには、国土交通省告示第二百六十六号 住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準(仕様基準)を参考にしてください。
外皮の断熱性能等に関する基準
下表各部位の熱抵抗基準値以下の断熱材が使用されている仕様を選択して登録します。断熱材の施工方法 部位 断熱材の熱抵抗基準値(m2K/W) 地域区分 1、2 3 4、5、6、7 8 木造軸組充填
断熱工法屋根又は天井 屋根 6.6 4.6 4.6 4.6 天井 5.7 4 4 4 壁 3.3(3.6) 2.2(2.3) 2.2(2.3) 床 外気に接する部分 5.2(4.2) 5.2(4.2) 3.3(3.1) その他の部分 3.3(3.1) 3.3(3.1) 2.2(2.0) 土間床等の外周 外気に接する部分 3.5 3.5 1.7 その他の部分 1.2 1.2 0.5 ※ ( )内は枠組壁工法の熱抵抗基準値 開口部の断熱性能等に関する基準
開口部の熱貫流率は、次の表に掲げる基準値以下の仕様を選択して登録します。地域区分 1、2及び 3 4 5、6及び 7 8 1.6 2.33 3.49 ー
登録されている仕様を変更、追加するにはA560174_set_sec02
「専用初期設定:仕様セット」の「設定」で登録されている仕様を変更します。また、「タイプ」をクリックして開く「タイプ設定」ダイアログで、追加や複写、削除ができます。