窓の性能「計算U値」について

計算U値とは、平成23年4月1日から施行された新規JIS規格による窓の熱貫流率の計算法です。

窓の熱性能は、単純にガラスとフレームの熱性能の和にならないことから、新たに熱貫流率の計算法「JIS A 4710－2004による試験法のほか、JIS A 2102-1 及びJIS A 2102-2による計算法」が制定されました。 これにより、窓サイズに応じた熱性能の評価が可能になります。

計算U値は、窓の総合熱性能評価プログラム 「WindEye」で計算します。
「WindEye」で計算した計算U値の値をZEROで入力し、「WindEye」の結果と合わせて評価機関に申請することができます。

「WindEye」で計算した熱貫流率をZEROで使用するには、熱的境界（建具）の「計算U値」をONにして熱貫流率を入力します。

　

計算U値を使用した建具は、「U値シミュレート」「U値計算表」で「計算U値使用建具」と表記されます。

※ 計算U値使用建具の場合は、U値シミュレートで仕様の変更はできません。

メモ

• 熱的境界（建具）の仕様が3Dカタログマスタの「試験値等」の仕様や「内窓付き」の仕様の場合、「計算U値」は使用できません。
• 申請時には、「WindEye」の計算結果も添付してください。
• メーカーのカタログ値を使用したい場合は、「専用初期設定：仕様」で建具の仕様を登録します。